野球拳
中学1年生時

光一

「やあ〜きゅうーす〜るならあ

こーゆーぐあいにしやしゃんせぇ

アウト!!

セーフ!!

よよいのよい!!」
綾香

「ふぇぇ〜、

また負けましたぁ……

これで残ったの下着だけぇ……

マスター、

どうしてこういう時の勝負運はあるんですかぁ……」



 と、どうも光一です。
 今日は当サイトウェイトレス綾香君野球拳に興じていました






 みなさん、

 野球拳はご存知ですか?

 そうです。
 昔は年末年始によくテレビで女の子たちがジャンケンしては、
 負けて脱いで水着になっていたアレ。






 念のためにルール説明をしますと……

 @まずは「じゃんけん」をする(当然2人以上)

 A負けたほうは、一枚ずつ着ているものを脱ぐ

 B最後に脱ぐものの無くなったほうの負け

 という、いわば罰ゲーム的要素……
 というか、宴会芸的要素の強いじゃんけんゲームですね♪






 当然……野球拳は、

 男同士でやるものじゃないことは言わなくてもいいですね?

 女の子を交えて行うゲームですよ。





 まあ、今回の「痛笑過去」は、
 光一の過去の「野球拳体験?」みたいなことなのですが……






 野球拳は、負けたほうが脱いでいくという意味では、

 女の子の裸という最終目標(下着だけでも十分イケますが)

 そこに到達することが最低ラインの目標で、

 それ以上の状態(そう、アレです)

 に入ることはあくまで最上級ラインの目標です。





 そのため、万が一のことが起こってもいいように、

 @必ず、一種の密閉空間で行うこと
 (外部との接触をシャットアウト)


 A念のために、アルコールで契機付け
 (特に女性に対して)


 が不可欠なゲームとなります♪





 野次馬は極力入れないほうがいいです。

 なぜなら、女の子が恥ずかしがって脱ぎませんので……





 さて、前置きが長くなりました。
 私の最初の野球拳体験は、中学一年生の時でした。
 当時の私はバレーボール部にいまして、
 その日は大会のために近隣の会館にいました。






 私たちは、会館の2階舞台裏部分にいまして、
 そこで試合以外の時間はダベっていました。






 そのうちに、何故か……

 本当にどこの馬鹿が言い出したことかはわかりませんが……

 「野球拳しようぜ!!」

 という話に……





 何故……いったい何故に、

 体育館舞台裏という、一種の密閉空間で、
 (しかし、密閉空間という条件は満たしている)

 男十数人で寄ってたかって野球拳なのか?

 今でもそれを問いただしたい!!

 激しく小一時間問い詰めたい!!





 そうして、
 我々男十数人が


 熱気むんむんたる中で、

 虚しすぎる野球拳を始めたときでした。
 (自分で今描写しながら思い出してもイヤですけど……)





















 ガチャリ










 我々一同が振り返ると、

 そこには偶然この場に来てしまった女子2名……





 当時13歳だった私から見ても、

 彼女たちが固まっていたのがわかりましたが……





 彼女たちが目にしたのは、

 十数人の男たちが対になって、

 ジャンケンし合って、

 何人かが脱ぎ始めているところ……
 (今思い返しても、本当に痛い視線でした……)





 しかし、ほとんど人が来ない舞台裏側(しかも2階)
 そこにたかっている男十数人は


 ……まさに無敵でした。










 先輩「お、俺たちと野球拳やっていこうぜ!!

 女の子@「え、わ、私たちはいいよ、別に」

 女の子A「ここ通るだけだから」
 (彼女たちスッゴイ引いている……というか、おびえていたような……)





 彼女たちがそう言うと……





 先輩「おーっと、

    野球拳で勝たねえとここは通さねえぜ


 女の子@「え、で、でも……」


 先輩「さあさあ、脱いだ脱いだ!!





 今思い返しても、
 野球拳の理想的な状況ではあったけど……


 我々は何をしていたんでしょうねえ……

 ああ、若かったなああの頃は。


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