今も継続……

ゴキブリとの日々


梅雨の時期



皆さんも様々な梅雨の風物詩を思い描かれるかと思います。







色とりどりの紫陽花


かたつむりと戯れる子供たち


ヤクルト戦での傘の乱舞(東京音頭でしたっけ?)








いや、







傘の踊りは別に梅雨でなくても……





さて、梅雨はじめじめしてくるので、


すぐに食べ物が駄目になったり、


色々困ることも多くなるかと思います。






今日は、




そんな様々なイメージ溢れる梅雨の時期に、



一つの物語をお送りしたいと思います。












さて、私は昨年の夏に現在の家へ引っ越しました。




以前に住んでいた家は、


様々な虫害がありました。






梅雨の時期




雨を逃れて次々に進入してくるアリの群れ


じゅうたんの上を歩き回るワラジムシ


大量に発生するハエ


食べ物の上を乱舞する羽虫


そして……





毎日のように出現する、




黒光りをした


油虫




つまり……






ゴキブリ





そう、依然住んでいた家では、




私はゴキブリとの宿命付けられた闘いを強いられていたのです。






連中が生き残るか?


私が生き残るか?



その壮絶な闘いは、


前の家に住んでいた約22年間に渡って続けられたのです。










@乱舞するゴキブリの恐怖





私は視力が悪いです。


今もコンタクトレンズか眼鏡で矯正しているだけです。


そのため、裸眼状態のときは、


よほど接近されないと何があるのか気づきません。




中学当時、



風呂上りに壁にかけられていたバスタオルを取り、


まさに身体を拭こうとしたそのときに、







ヤツは油断しきった上に、全く視界の利かない私の不意をついたのです!!






姑息にも、バスタオルの裏側に潜んでいた「チャバネゴキブリ」が、







バッ!!








光一「な、なにい!? と、飛んだ?」







そんな事を言っている余裕はありませんでした。



当時の私は大のゴッキー嫌いでしたから……






光一「ぎゃあぁぁぁぁ!!」



これが正解です。





ヤツは……




私の目の前で、


飛んだんです!!






当時の私にとっては信じがたい光景でした。





そう、







ゴッキーは私の不意をつきました。








飛んだんです。






翼のない私は逃げ回ることしかできませんでした……






A風呂での不意打ち




ゴッキー達は姑息です。



常に私の不意をついてきます。






ヤツは、







中学生当時の私の不意を何度となくついてきました。







風呂場での私は、



眼鏡も何もしていません。



要するに、


手近のものしか見えていません。






ヤツは、




それを知っていたのでしょう。











光一「ふんふん、ふ〜ん♪」



のんきに鼻歌などを歌ってシャンプーをしている場合ではありませんでした。






ヤツは、



まさにその私の不意をついたのです!!












ぽと





背中には、天井から水滴が時折落ちてきます









ぼと




光一「ん?」




最初は水滴かと思いました。






しかし、










がさがさ








水滴は背中を逆流したりしません。








そして、





痛くもありません。








私は、シャンプーを途中にして、目を開けました






肩まで何かが伝ってきています……














目が……合いました。












ゴキ「ハロー」
光一「ぎぃやあぁぁぁぁぁ!!」





私、風呂場で叫びながら腕を振り回しました。




ゴッキーはそのまま飛翔し、




壁を伝って退却していきました。







今でも、






目をつぶってシャンプーするとき、







背中にゴッキーの感触がするのは、







多分、トラウマでしょう。



そう思わないと、


怖くて風呂に入れません……





Bゴッキー不意打ち(机編)



私、中学三年生の夏、ハーフパンツで椅子に座り、机に向かっておりました。





受験勉強ってやつですね。








ハーフパンツですから、




足の大部分が露出しているわけですね。







ゴッキーはまたも姑息な不意打ちをかましてきました。








ぼと




ヤツは……




光一「ひ……」




姑息にも……




光一「あ、ああ……」





机の裏に隠れており、




光一「あ、あう……」




椅子に座った私めがけて、





光一「にゃ、にゃ……」













ダイブしてきたのです!!












光一「ぎゃあぁぁぁぁ!!」





そのまま、私の足を這いずり回り





私が椅子ごと後ろに倒れて逃げ出すと、





机のどこかに入っていきました。









当然、








怖くてしばらくは机に座れませんでした。











そんなゴキブリたち、











引越しをした今では、












さらに数と出現頻度を増して、





より頻繁に私を攻撃してきています。








引越し先は古い家屋のためか、





一日平均二・三匹の大型ゴッキー

平均4・5匹の小型ゴッキーを見ることができます。













ちなみに、









布団をめくったら、










百足




ムカデが私に突進してきたこともあります。







虫たちと人間の、生存競争、







明日のための闘争は、未だに続いているのです。


ぼやけましたけど、倒しました一匹!!










今でも、








忘れない。









梅雨の時期に、







私の背中を這いずり回ったゴキブリ


私めがけて飛翔したゴキブリ


私の足を這いずり回ったゴキブリ












ほら、





アナタの机の裏にも、





パソコンラックの裏にも、







風呂場でシャンプーしているその近くに、







彼らの目は光っているのです。





さあ、振り返って……



そこには、



何が見えますか?


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