『レストラン 西洋堂』(in水戸市)外観 (店名)レストラン 西洋堂(※レストラン部)

(ジャンル)フレンチ

(住所)茨城県水戸市大町3−1−5
     (マップコード:47 131 862*45)

地図<西洋堂>     画像<西洋堂>
<営業時間>
【ランチタイム】
11:30AM〜
3:00PM
※2:00PM(L.O.)
【ディナータイム】
5:00PM〜
10:00PM
※8:30PM(L.O.)

※営業時間の範囲を超える場合、
サービス料10%加算


定休日
日・祝日


席数
全50席
テーブル:9席
カウンター:8席



駐車場
10台程度
初回調査記事<2012年2/24>
(特色)皇室御用達の老舗レストラン! 記念日や上等な食事に利用したい店!
<オススメ目安=最良☆5個(100点) 標準☆2.5個(50点) 最低☆0.5個(10点)>
店の雰囲気 80点 カップル・夫婦で来店 80点
女性のみで来店 80点 子供連れで来店 30点
男性のみで来店 80点 70点
値段 50点 入店の気楽さ 50点
バリアフリー状況 ※喫茶フロアへ段差1段あり
予算 ※レストラン部(フレンチ)
昼:1900,2600,3800,7000円
夜:3900,5000,5500,7800,11000円
※洋食を出す、「コーヒーハウス西洋堂」も併設。そちらはお手頃価格。


<日記風味調査記事>


 この日、水戸で以前から行こうと思っていたレストランへ行く事に。
 
名前は『西洋堂』。水戸芸術館のある通りにある老舗レストランだ。

 アクセス方法は極めて簡単。
 
「水戸芸術館」のある通りに、「NHK」の大きな建物がある。そのNHKのすぐ東隣にあるレストランだ。国道50号「南町2丁目交差点」を北上し、最初の交差点を左折したすぐの右手側だ。

 外観は一見するとレストランのようには見えない。知らないとうっかり通り過ぎそうなので注意。
 店内に入ると、正面と奥側の2つの入口がある。入口脇には、昭和天皇に出したメニュー表などが飾られている。このお店、実は皇室御用達のレストランでもある。創業が1906年という歴史あるレストランだ。


 入口が2つあると書いたが、このレストランは2部に分かれている。
 
正面入口からすぐ手前にあるのは「コーヒーハウス西洋堂」。こちらは手頃な価格で食べられる洋食屋となっている。この日のランチは800円となっていた。外から見るとこちらの洋食屋は人が沢山入っているようだった。
 奥の方には絨毯も敷いてあり、高級感が漂っている。その
奥側の扉の向こうはフレンチレストラン部となっている。

 スーツを着た男性スタッフが、上記の2部構成になっていることを教えてくれた。せっかくなのでフレンチを食べる事に。そう告げると、スタッフが奥の部屋へ案内してくれた。

 奥のホールは広々としていて絨毯が敷いてあり……壁には絵画などがかけられ静か。平日という事もあるだろうが、賑わっている洋食部とは異なり客は私達だけであった。

 メニューは以下の通り。

▼ランチコース(1900,2600,3800,7000円) ※フレンチレストラン部
『アンジュ』(1900円)
「かぶとカリフラワーのクリームスープ」「本日のメインディッシュより1品」
「デザート」「コーヒー or 紅茶 or ハーブティー」
『A』(2600円)
「本日のオードブルより1品」「かぶとカリフラワーのクリームスープ」
「本日のメインディッシュより1品」「本日のデザート」「コーヒー or 紅茶 or ハーブティー」
『B』(3800円)
「本日のオードブルより1品」「かぶとカリフラワーのクリームスープ」
「本日の市場よりのお魚料理」「お口直し」「本日のお肉料理より1品」
「本日のデザート」「コーヒー or 紅茶 or ハーブティー」
『C』(7000円)
「シェフおまかせのフルコース(※時間がかかるので、予約をお勧め)」

【本日のオードブル(※A、Bコース時に選択)】
「ホタテ貝のポワレ パイを添えて オレンジ風味の軽いクリームソース」
「カキのチーズ風味グラタン仕立て サラダを添えて」

【本日のメインディッシュ(※各コースで選択)】
「若鶏のロースト、白菜とキノコの煮込み、グリーンペッパー風味のソース」
「市場よりの本日のお魚料理」
「牛肩ロース肉のステーキ(ランチ料金プラス500円)」
「牛肉ヒレ肉のステーキ(ランチ料金プラス2000円)」
▼ディナータイム(3900,5000、5500、7800、11000円)
※フレンチレストラン部
【今月のコース料理】
『A』(3900円)
「最初の一口」「帆立貝と小エビの赤ワインソース、はっさくのコンフィ、サラダ添え」
「本日のスープ」「本日の魚料理 or 牛ヒレ肉の細切り、ストロガノフ風」「本日のデザート」
「コーヒー or 紅茶」
『B』(5000円)
「最初の一口」「帆立貝と小エビの赤ワインソース、はっさくのコンフィ、サラダ添え」
「本日のスープ」「本日の魚料理」「お口直し」「牛ヒレ肉の細切り、ストロガノフ風」
「本日のデザート」「コーヒー or 紅茶」

【プリフィックス】
5500円、7800円、11000円の各メニュー有。
▼本日のランチ(800円) ※コーヒーハウス西洋堂の2/24のランチ
『白身魚とカキのフライ盛り合せ タルタルソース添え』(800円)
「ライス or パン」「スープ」「サラダ」付

 いずれもコースとなっている。
 
ランチは1900,2600,3800,7000円の4コース。
 ディナーは3900,5000円のコースに、5500,7800,11000円のプリフィックス。


 私達は2人とも『A』(2600円)のコースを頼んだ。

 まず最初に出てきたのは「アミューズ」で、「クリームチーズのシュー」だった。
 指でつまんで口に入れる。
 酸味とコクのあるプチシュー。チーズが非常に美味しい。


 それからパンが2種類。1つはフランスパン。もう1つはライ麦が練り込まれた丸いパンが出された。出されたバターも塩気がほどよい。パンも表面はカリカリ、中はもっちり柔らかくて美味しい。

 次にオードブルが出てくる。オードブルはそれぞれ以下のものを選択。
 「ホタテ貝のポワレ パイを添えて オレンジ風味の軽いクリームソース」。こちらは口にすると、オレンジソースの上品な香りが漂い、サクサクしてコクのあるパイの食感にホタテの甘みが絶妙。
 「カキのチーズ風味グラタン仕立て サラダを添えて」。こちらは味が非常に濃厚なカキが使われていて、美味。


 それから「スープ」が出てきた。内容は「かぶとカリフラワーのクリームスープ」。
 上品な味わい。ほんのりカブの甘みがして、すっきり滑らかなスープだ。
 
このタイミングでパンのお替りを聞かれたので、2種類あったパンを1個ずつお願いした。

 次にメイン。メインはそれぞれ以下のものを選択。
 「若鶏のロースト、白菜とキノコの煮込み、グリーンペッパー風味のソース」。こちらは、噛むと肉の甘みが身体に染みてくる感じ。
 「市場よりの本日のお魚料理」。こちらは「ホウボウのアメリケーヌソース」だった。
 エビの甘みとコクがあるソースに、魚の甘みがよく合っている。添えてあるマイタケもジューシー。


 デザートはこの日、「白ゴマのプリンとスパイスアイス」だった。プリンがまた滑らかで味が上品。プリンの上にかけられたゴマのペーストで風味が加わって良い感じ。スパイスアイスは香辛料の香りが効いたアクセントのあるアイスだった。

 食後の飲み物は「ハーブティー」を選択。ラベンダーとレモングラスの香りがしっかりアクセントになっているけど、クドさはない良いお茶だった。

 スタッフは距離感を置きながらも、こちらの状況をよく見ていて、適宜水を出してくれるし、料理を出したり下げたりするタイミングも良かった。

 お手頃価格の「コーヒーハウス西洋堂」と比べて、価格設定が高いが、雰囲気あるフロアでしっかりした味わいのコース料理を堪能できる。上品だけど、しっかりした味が楽しめる。
 何かの機会に高級フレンチを堪能したいという方に、老舗の味をオススメしたい。


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<アクセス方法>

地図を作成したので参考に


<水戸駅北口より>
1、水戸駅北口前の目抜き通りを北上し、銀杏坂を登っていく
2、銀杏坂を上ったなら、さらに進み
「南町2丁目」交差点を右折する(一方通行)。
3、
最初の交差点を左折
4、左折後まもなくの右手側に『西洋堂』



※NHKのすぐ東隣のレストラン。