喫茶店・軽食「山茶郷」外観 (店名)山茶郷(さんちゃごう)

(ジャンル)喫茶店・軽食

(住所)茨城県ひたちなか市部田野

地図<山茶郷>     画像<山茶郷>
<営業時間>
10:00AM〜
8:00PM



定休日
月曜



席数
約40席


駐車場
店の前に約20台程度。
初回調査記事<2007年1/18>
(特色)ヤンキーピラフの名前が印象的。昔ながらの喫茶店!
<オススメ目安表=最良☆5つ ☆3つは標準的 最低☆1つ>
店の雰囲気 ☆☆☆☆ カップル・夫婦で来店 ☆☆☆☆
女性のみで来店 ☆☆☆☆ 子供連れで来店 ☆☆☆☆
男性のみで来店 ☆☆☆☆ ☆☆☆
値段 ☆☆☆ 入店の気楽さ ☆☆☆
バリアフリー状況 ※入口に段差あり
予算 平均:600〜900円


<日記風味調査記事>



 先日このサイトを閲覧して下さったポテト姫さんから、ひたちなか市の「山茶郷」という店口コミ情報をいただいた。
 そこで先日、私と彼女の2人で、ひたちなか市のシネプレックスに行きがてら行くこととした。



 ちなみに、この「茨城県の飲食店紹介」……2003年から始めており、そろそろ4年経つが……このお店の紹介でちょうど100軒目となる。随分多くの店を回ったものだと思う。当時私はまだ大学3年生で、今や社会人……色々感慨深い数字だ。


 アクセス方法としては2パターンある。
 一つは今回私達が採用した方法だが、
水戸駅南口の国道51号で大洗方面へ向かう。途中、国道245号に入って北上。那珂川を渡って、最初のゆるやかな坂を上りきって直進。田園地帯を北上し、次の大きな坂の手前の十字路右手側にある。
 もう一つは、
勝田駅方面から「昭和通」で、国営ひたち海浜公園を目指す。途中、国道245号に入って南下。しばらく進んで、大きな坂を下りきったところの左手側となる。


 私達が「山茶郷」に着いたのは、昼下がり時の午後2時半前後である。
 約30分ほど店内にいた。私達以外には、男性客1名。女性客が5〜6名ほど来店した。
 国道に面している上、駐車場も幅広くとっているので、ふらりと立ち寄る客も多いかと思う。
 
他、談笑している女性が多く来るようなので、昔ながらの常連客が多いことが容易に想像できる。


 店内は、清潔感ある綺麗な状態で、中央を植物で区切って薄いブラインドに見立てているような感じが良い。また、周囲が田園地帯で遮光物が少ないためか、昼下がり時は陽光が差し込んで気持ちが良い。
 壁には多くの能面がかけてあって、面白いと思った。



 さて、メニューであるが……スパゲティやサンドウィッチなど、喫茶店によくあるメニューから、「いそべ巻き」など……どう考えても喫茶店ではないようなメニューまで様々。色々なメニューが混在している感じが、昔ながらの喫茶店という感じ。
 店は、店主とその奥さんが切り盛りしていた。


 外の看板には「日替わりランチ」というのが書いてあったが、行った時間が遅すぎたのか、そういったメニューは見当たらなかった。


 さて、メニューの量は結構多かった。デジカメで記録してきたが、全部書き出す紙面的余裕はないので、ある程度分類して下に記す。


 
<メニュー>
ハンバーグ(700円) チーズハンバーグ(750円) ダブル・ハンバーグ(1050円)
生姜焼(650円) 肉野菜炒め(650円) 白身魚フライ(680円)
白身チーズフライ(730円) シシャモフライ(680円) サーモンフライ(680円)
フライ盛り合わせ(730円) ヤンキーピラフ(680円) ドライカレー(650円)
ピラフ(650円) そばめし(680円) ナポリタン(650円)
タラコスパゲティ(650円) 焼きそば風スパゲティ(650円) 皿うどん(650円)
天ぷらうどん(かき揚)(600円) 月見うどん(580円) 月見天うどん(630円)
なべ焼きうどん(680円) 焼きそば(600円) ライス(200円。大盛300円)
いそべ巻き(450円) しるこ(450円)

トースト類
トースト(350円) チーズトースト(400円) 各種サンドウィッチ(各500円)
パーティーサンド
(3〜4人前、1580円)
野菜サラダ(480円) ツナサラダ(580円)
ミニサラダ(180円)
モーニングサービス(日祭日除く。AM11:00まで)
トースト、サラダ、コーヒーまたは紅茶付き(Hot、500円 Ice、530円)
日替わりランチメニュー
日替わりランチ・サラダ・スープ・デザート・コーヒー又は紅茶付き(780円)
各種ドリンク(380〜530円)<※コーヒーやフロート、各種フルーツジュース等>
デザート類
あんみつ(500円) クリームみつ豆(500円) クリームあんみつ(550円)
バナナパフェ(580円) フルーツパフェ(580円) チョコレートパフェ(580円)

 種類の被るものは(ドリンク類など)、値段の幅のみをしるした。
 基本的に、頼めるメニューの大半を記した。
 
ライスは付いてこないので、付ける場合は200円で頼むこととなる。
 スパゲティやうどんならライスを付ける必要性はないだろうから……
 基本的に、600〜900円の幅ということになろうか?

 むろん、単に飲み物を飲みつつ談笑するだけならば、400円前後ということになる。
 
ランチは時間が遅くやっていなかったが、調べたところでは780円。「日替わりランチ・サラダ・スープ・デザート・コーヒー又は紅茶付き」だから、なかなかお得ではないだろうか?


 私は「ヤンキーピラフ」(680円)を頼んだ。
 彼女は、「サーモンフライ」(680円)と、「ライス」(200円)を頼んだ。

 両方とも、カップに入ったスープは付いてきた。この日はワカメスープだった。
 後は、
「チョコレートパフェ」(580円)を注文。中身については、画像にもあるので見ていただきたい。


 「ヤンキーピラフ」……名前が非常に印象的である。
 外の看板や、中の張り紙等でも宣伝していた。この店のオススメなのだろうか?
 
具材としては、にんじん・ピーマン・タマネギ・豚肉を使い、上に青海苔をかけてあった。ピラフをお皿に移さず、フライパンに乗せて出してくるところが面白い。しょうゆとニンニクをベースに味付けをしているかと思われる。程よくピリ辛だった。
 名前からして、店主がヤンキーかと思ったのだが……人当たりの良さそうな方だった。
 名前の由来は何であろうか? 店主が元ヤンキーだったのか……それとも、茨城県といえば「ヤンキー」の産地とまで言われていた。そうした昔には、ヤンキー達が喫茶店に集って店主に「オッチャン、なんかー別のメニュー作れね?」と新メニューを要求することもあったそうな。そうした中で作られたものか? ともあれ、気になる(笑)



 彼女が頼んだ「サーモンフライ」は、衣がカリカリしており、おいしい味だと思った。
 
お皿に、「サーモンフライ3切・サラダ」がついてきた。ライス(200円)をつければ、880円。スープもついてくるので、ボリューム的には充分である。


 食後に、「チョコレートパフェ」(580円)を食べた。デザートに関しては可も不可もなくという感じだろうか。


 総評としては、なかなかのボリュームに、なかなか美味しい味。
 落ち着ける(落ち着いた)雰囲気は昔ながらの喫茶店という感じ。

 
メニュー品目の幅の広さは、昔ながらの軽食をよく出してくれた喫茶店を思い出させてくれる。
 
値段・ボリューム・味・雰囲気の点で判断して、地元で愛されるだけの内容を充分に持っている店だと思った。私の中では、昨今飲食店の専門分化と洗練さが極度に追求される風潮の中で、昔からのスタイルで愛される店が頑張っている……そのような観点からして、こういう店が残ってくれていることが何だか「ほっ」とさせてくれる。極端な競争社会化が進む飲食店業界の中で、昔の雰囲気を残す店が残り愛されていることは、現在の飲食店のあり方を私達に考えさせてくれる気がする。
 私が幼少の頃は、飲食店と言えば、店主が何でも作ってくれて万屋的に見える場所だった気がする。それでいて地元でくつろげる場所…………昨今飲食店業界は増えている気がするが、こうした店がその一方で失われつつある……というのは、私一人だけの感慨に過ぎないのだろうか?


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<アクセス方法>

地図を作成したので参考に。

<水戸市方面より>
1、水戸駅南より、国道51号で大洗方面へ。
2、水戸大洗インターを過ぎた約1.5キロ先の
「塩崎」十字路で国道245号に入り北上。
3、
那珂川に架かる「湊大橋」を渡り直進。ゆるめの坂を上りきると、周囲が完全な田園地帯となる。
4、そのまま直進し、
最初の大きな坂の手前にある信号付き十字路の右手側に「山茶郷」。


交差点のところに、この看板が出ているため、見落とすことはないだろう。

<ひたちなか市内より>
1、
「昭和通」を直進し、「国営ひたち海浜公園」方面へ。
2、
国道245号にさしかかったら、右折し那珂湊方面へ南下。
約3キロほど直進すると、長く大きな下り坂にさしかかる。
その坂を下りきった信号付きの十字路の左手側。