【ポニーテールな姉】

※白金 将さんのブログ「白金家の座談会」の姉萌え小説の一説です。
2012年6/30以降に、ブログ内にてアップしていく内容について、寄稿してもらいました。
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ポニーテールな姉

 睡眠薬で眠らされた四日後。
 理子姉のライブに出かける前の出来事である。
「美香姉、勉強終わらん」
「……教える」
 美香姉と俺は、山のようにある学校の宿題を睨みながら机に座っていた。
 扉が開き、愛理姉が中に入ってくる。
「飲み物持って来たよ」
「おう、ありがと……!?」
 振り向いた瞬間、俺の視線の先は愛理姉に固定されてしまった。
 カルピスが乗ったお盆を持った愛理姉はこっちを見て首をかしげる。
 愛理姉は、髪型をポニーテールにしていたのだ。
「どうしたの? 将君」
「い、いや、髪形、変わったな、って……」
 愛理姉は机の上にお盆を置くと、自分のポニーテールに触れた。
 長さは肩にかかるかかからない程度。
 だが、ひょこひょこと揺れ動くそのポニテは俺の心を高揚させてくれる。
「……将。勉強」
 少し不機嫌になったのか、美香姉は俺に言った。
 俺は慌てて机に向き直り、シャーペンを握る。
「置いておくね」
 ポニテの愛理姉はカルピスの入ったコップを机に置いた。
 その時、愛理姉のポニテがちらと視界に入る。
 ……集中出来ん。
「……」
 ノートに顔を突き合わせたが、問題の内容が頭に入らない。
 愛理姉のポニテがふりふり、ゆさゆさと揺れる光景が頭に浮かぶのだ。
 ……もう無理だ。何も手を付けられん。
「美香姉。悪いけど、そろそろ休憩して良いか?」
「……うん」
 そりゃ、まぁ三十分間頑張れたから良い方なんだけど。

 その数分前。
「……」
 ネットの検索結果には、「男子に聞いた! 人気髪型ランキング」が。
 そこをクリックすると、ランキングが表示された。
「む……」
 第一位には、なんとポニーテールが。
「将君、ポニーテールは好きなのかな」
 でも、自分の髪の長さでは作る事が出来るのだろうか。
 自分の髪に触れて、長さを確認する。
「……出来るかな」
 鏡の前に立ち、黒いゴムを持ちながら後ろの髪を上げた。
 長さ的には、肩にかかるかかからないか位だ。
「うーん」

「……ごめんね。今日は休むわ」
 俺と美香姉が居間に来た時、百合姉が電話を切った所だった。
 ポニーテールの愛理姉もやって来る。
「あら、愛理。今日はポニーテールなの?」
「うん」
 愛理姉は嬉しそうに飛び上がった。
 ポニーテールがひょこ、と縦に揺れ、うなじが見え隠れする。
 それを見た俺は思わず口元が緩んでしまった。
「ライブに行く支度、整ったかしら?」  
「いつでも行けるぞ。……宿題はまだ終わってないけどな」
「……行こう」
 美香姉は口元でかすかに微笑みながら言った。
 百合姉と愛理姉は微笑み、荷物を持った。

 新幹線に乗り、仙台駅へと向かった。
 俺は百合姉の隣の窓際に座り、外の風景を眺める。
「……ん」
 俺の左ひざの上に、百合姉の手が置かれてあった。
 百合姉のほうに視線を向けると、そこにはポニーテールをした百合姉が。
 ポニーテールをしても腰まで届くその髪は光で白い輪を作っている。
「あれ、百合姉も?」
「ええ。意外にやると楽しいわね」
 百合姉のポニーテールは、こっちに首を動かす時にさらりと流れる。
 窓からの光が差し込み、その流れるような髪に輝きを与えていた。
「どうしたのかしら?」
 何も言葉を発する事が出来なかった俺は我に返った。
 いや、しかしな……これは何も言えなくなっちまうだろ。
「何でもない」
 窓に視線を向けた俺の脳裏に、百合姉のうなじが浮かんでいた。
 そんな俺を見て百合姉は不敵に笑い、ひじで小突いてくる。
「照れなくて良いのよ? 健全な男の子の証拠なんだから」
「それを言うな」
 その時、百合姉は俺の耳元に寄った。
「私のポニテをずっと見ていると、我慢出来ずに私を襲っちゃうとか?」
 その言葉を聞いた瞬間、俺の脳裏に顔を赤くしている百合姉が浮かんだ。
 服を剥がれた下着姿まで行くが、俺はそこで妄想を強制終了させる。
 ただでさえ危険だというのに、新幹線の中だ。それはまずすぎる。
「それは絶対に無い」
 少し大きめの声になってしまった。
 前の席にいる愛理姉と美香姉は?のマークを浮かべている。
 悟られるとまずい。俺は何もなかったかのように窓の風景を見た。
「……」
 しかし、愛理姉のポニテと百合姉のポニテが脳裏から離れない。
 愛理姉のポニテはひょこひょことして、とても可愛いポニテだ。
 百合姉のポニテは長くて上品な、大人のポニテである。
 美香姉は……流石に無理か。ポニテにしたらしっぽが五センチ位だ。
 新幹線はまだ、前橋を通過した所だった。

 仙台駅に着いて、バスに乗り換えた。
 そして気が付くと、俺たちは宮城スタジアムの前に立っている。
 人がたくさん集まっていて、あちこちからは歓声が聞こえていた。
「早く行くわよ」
「はーい」
 百合姉と愛理姉はきゃぴきゃぴ騒ぎながら行ってしまう。
 二人のポニテがひょこひょこ、さらさらと揺れていた。
 可愛いポニテと大人のポニテの夢の競演。ナンテコッタイ。
 我に返った俺は美香姉と一緒に、二人の後を追いかけていった。

 ライブ会場の座席は何とか確保できたらしく、俺たちはそこに座った。
 現在の時刻は午後三時。ライブは夜まで行われるのだ。
 辺りにはハンバーガーなど、ファストフードの匂いも漂っている。
「食べ物は買ってきてあるわよ。心配しないでね」
「ありがとな。百合姉」
「どうしたしまして」
 席の配置は左から百合姉、俺、愛理姉、美香姉だ。
 愛理姉は身をかがませ、ライブのパンフレットを出した。
 ポニーテールが前に出て、愛理姉のうなじが綺麗に映える。
 白くて透き通りそうなうなじは光で反射し、俺の心拍数を上昇させた。
「あとは始まるまで待つだけね」
「ああ」
「楽しみだね。将君」
「……」
 先日のことが浮かんで美香姉の方を見たとき、美香姉と目が合った。
 俺が美香姉に微笑むと、美香姉は若干困ったような顔で微笑み返してくれた。

 愛理姉とパンフレットを見ていると、がやがや声が少なくなった。
 ライブが始まる時間だ。
「どんなパフォーマンスなのかな。理子姉」
「理子姉はライブだと化けるからな」
 辺りが真っ暗になる。
 そして、青白い光が現れた。
「……?」
 光は暗闇の中を一直線に点き、その間に道を作り出す。
 そして、その間に一人の女性が立った。
 長い黒髪、洗練されている美しい体型。そして観衆の声。
 理子姉のステージが、幕を開けた。

 屋根には星が映し出され、ピアノの音が流れる。
 宇宙のような空間の中央に理子姉は立っていて、マイクを握った。
 織姫のような服装をしていて、七夕を髣髴とさせる。
 そして、理子姉は歌い始めた。
 透き通ったような声がゆっくりと、織物の様に会場内を広がっていく。
「……!」
 理子姉の周りに白い光が発生し、観客と理子姉の間まで動いた。
 まるでそれは天の川。ミルキーウェイとはよく言った物である。
 宇宙と化した会場内を、理子姉の声だけが駆け抜けていく。
 そこは、神秘だった。
 何とも言えない、あの神秘的な感情。
 全ての人を許してくれるような女神に、理子姉はなっているのだ。
「……今日は、七夕です。天の川も、織姫と彦星の間を邪魔など出来ません」
 曲の合間に理子姉はそうつぶやいた。
 その瞬間白い光は消えて、俺たちと理子姉の間を阻むものは無くなった。
 映し出される星も輝きを増し、宇宙にいるかのような錯覚を引き起こす。
 理子姉の声は、観客全てを異世界へと誘っている声だった。
「……凄いな」
 ほんの小声だったが、俺は思わずそうつぶやいていた。
 脳で波が引くような感覚になり、何も言葉が出てこなくなる。
 織姫の声は、確実に彦星へと届いていた。
「……新曲のKind World。聞いてくださって、ありがとうございました」
 あちこちから割れんばかりの拍手が起こる。
 だが、俺は拍手をする事が出来なかった。
「……」
 身体が、これっぽっちも動かなかった。
 理子姉の世界は、俺の脳、心、身体、全てを圧倒してしまったのだ。

 宇宙の後は、真夏の海だった。
 半そで短パンの理子姉が現れ、一気に会場のボルテージは急上昇する。
 スタジアムの屋根は開いて光が入り、会場内に砂浜が出現した。
「みんな、行くわよ!」
 観客の声援が天を貫き、理子姉は砂浜の中央に立った。
 太陽よりも明るく、輝いている理子姉は最高の笑顔で歌う。
 俺の身体中には震えが走り、鳥肌が止まらなかった。
「理子姉!」
 隣の愛理姉はポニテを縦にひょこひょこ揺らしながらジャンプする。
 他の観客も立ち上がっていて、思うがままの言葉を発していく。
 曲の合間に理子姉は右手を回し、さらにボルテージを引き上げた。
 灼熱の夏が、太陽が、全てが。理子姉のライブを構成していたのだ。
「きゃあああ! 理子姉!」
 愛理姉と美香姉が歓喜の声を上げた。
 理子姉がこっちの方を見て、ウインクしたのだ。
 百合姉は俺の左腕を掴み、そのままぴょんぴょんしている。
 長いポニテが俺の左肩に乗っかり、ふさふさとした毛が首をくすぐった。
「最高ね! 将!」
「……ああ!」
 エレキギターの音が絶妙なところで響き、全体のボルテージを上昇させる。
 そして理子姉は最後、誰よりも美しい笑顔になった。
 俺の頭の中で理子姉に抱かれた事が思い浮かび、思わず顔を真っ赤にする。
 頭の中は真っ白になり、理子姉の美しさだけが身体全体に入り込んでいった。

 ライブの終盤では、理子姉はこんな事を言った。
「今日はみんなの前で、新しい事に挑戦しようと思います!」
 観客はおおっ、と期待の声をあげる。
 そして、理子姉は一つの黒ゴムを取り出した。
「髪型を、こうして……こうかな?」
 理子姉は、髪型をポニーテールにした。
 黒髪は光で輝き、ポニーテールは肩より少し長いくらいだ。
 自信がなさそうでしょんぼりしているが、それがまた理子姉の可愛さを生んでいた。
「可愛い!」
「きゃあああああ!」
「理子姉!」
 姉さんたち、はしゃぎすぎです。他の観客も同じ事言ってたけど。
 と思う俺も、身体中から興奮を抑えきる事が出来なかった。
 あの強気な理子姉が、ポニーテールで少々弱気になっている。
 みんなから可愛い、と言われて顔を真っ赤にする理子姉はこう言った。
「あ、あの、ありがとうございます、その」
 緊張したのだろうか。口が回っていない。
「えーと、じゃあ最後に一曲、歌います!」

 ポップな曲調の曲が流れ、理子姉はポニテを揺らしながら踊り始めた。
 ふりふり、ゆさゆさ、ひょこひょこ。
 ポニテがあっち、こっち、そっちへと揺れ、俺の脳内はお花畑になった。
「理子姉可愛い!」
 愛理姉はもうオーバーヒート寸前だった。
 百合姉の顔もニヤニヤしてきて、俺の左腕を思い切り抱きしめる。
 美香姉は動物を見ていた時のような、ふにゃぁ、という笑顔だ。
 会場全体が、理子姉に萌えていたのだ。
「ゆっさゆっさ、ぽにぽに」
 理子姉は間奏部分でそう言った。
 観客は「可愛い!」の声で埋め尽くされた。
 俺のちょっと前の人は鼻血を出して倒れてしまう。
 ポニテの理子姉は、恐ろしいほどの破壊力を持っていたのだ。
 ライブは黄色い歓声の中、終わりを告げる。

 ライブ終了後、俺たちは理子姉を迎えに行った。
 理子姉は楽屋の中で、自分のポニーテールを鏡で見ていた。
「理子姉! 可愛かったよ!」
「ふえぇっ!?」
 いきなり入ってこられた理子姉は驚いて、その場で顔を真っ赤にした。
 その反応も可愛すぎて、俺は目をそらしてしまう。
「あれ、みんなポニーテールなの?」
「うん!」
 俺の目の前に、ポニーテールの人が三人いた。
 ひょこひょこした可愛いポニテの愛理姉。
 さらさらと流れるような、大人のポニテの百合姉。
 どちらの要素もある、まだ大人になりきれてないポニテの理子姉。
 俺と美香姉はそれを見ながら、にっこりと微笑んでいた。
「あ、そういえばさ。どこかで休まない?」
 俺は理子姉に聞く。
「場所は?」
「失変カフェ、ていう所。一度行ってみたいと思ってたんだ」

「いらっしゃいませ!」
 明るいポニテのウェイトレスが出迎えてくれた。
 ……胸、でかいな。百合姉と良い勝負か。
「入るわよ」
 席に着いたところで、理子姉はチーズケーキを注文した。
 しかし、このカフェの中ポニテ率が高いな。
 円いテーブルの周りに俺たちは座りながら、外の風景を眺めていた。
 数分後、チーズケーキが1ホールやってくる。
「お待たせしました。マスターからのサービスです」
「ありがとう。マスターにお礼を言っておいてね」
「はい」
 ウェイトレスさんは……鳴島綾香さん、て言うんだ。
 そういえば百合姉もカフェを経営してたよな。
「あ、ここのチーズケーキおいしい!」
 理子姉はチーズケーキをほおばりながらそう叫んだ。
 俺もチーズケーキを口にほおばる。
「おっ、本当だ」
 絶妙なチーズの味が口の中に広がり、糖分が切れてた頭が再稼動する。
 だがしかし。
「鉄建制裁!」
 さっきのウェイトレスの声と共に、一人の男性が吹っ飛ばされてきた。
 目の前を通過していき、店の壁に思い切り背中をぶつけている。
「あ、綾香君。今お客さん来てるよ」
「マスターが悪いんじゃないですかぁ」
 これを普通に見ていられる俺はどうなのだろうか。
 百合姉と愛理姉の殺し合い寸前の喧嘩は凄かったけどな。
「申し訳ございません」
「大丈夫ですよ。ケーキもおいしいし」
「ありがとうございます」
 飛ばされた人はマスターだろうか。
 マスターらしき人は立ち上がった後言った。というより立ち上がれるのか。
「マスターの光一です。さっきはすいません」
「大丈夫です。俺は家でこれ以上を見たことがありますから」
「あ、そうなんですか?」
 光一さんの目が、美香姉の手元で留まった。
 チーズケーキに、大量の……砂糖。
 いや、チーズケーキって最初から白いものだったっけ?
「かけすぎなんじゃ……」
「……普通」
 光一さんと鳴島さんはそれを見て、呆然としていた。
 俺も最初はそうだったな。今となってはもはや慣れてしまったのだが。
 にしても、やはりポニテ率が高い。
「ポニテ率高いですね」
「あー、そうだね」
 その時、店の奥からもう一人の女性が出てきた。
 見た目からして……鳴島さんの妹さんなのかな?
「どうしたんですか? なかなか戻ってきませんから心配しましたよ?」
「あ、清香君。今お客さんとお話をしててね」
 清香さん、と言う人か。なるほど。
 愛理姉と百合姉はチーズケーキをむしゃむしゃと。
 理子姉ががつがつと食べまくっていた。ってチーズケーキ半分消えたぞ。
「お客様、ご姉弟なんですか?」
「うん。弟は自慢出来るよ!」
 愛理姉はそう言うと、チーズケーキをフォークで持ち、こちらに向けた。
「ほら、あーん?」
「いや、それはちょっと」
「そのポジションを私n」
 そう言おうとした光一さんが、また鳴島さんに吹き飛ばされた。
「大丈夫なんですか?」
「いつもの事です」
 鳴島さんは笑顔で言い切った。……怖いな。

「もう。マスターったら。巨乳で可愛いポニテの女の子が来たからってそんなにはしゃがなくても良いじゃないですか」
 鳴島さんはそう言った。
 その瞬間、美香姉の目の色が一気に変わる。
 あれ、何か気に触る事……あ。
「……板で悪かったね」
 美香姉の声が、二音くらい下がった。
 どす黒いオーラが身体中から発せられ、美香姉は近くの椅子を片手で持ち上げる。
「美香姉、鳴島さんたちは悪くない!」
「ほえ? 私、何か言いました?」
「……」
 俺は鳴島さんの前に立った。
 その瞬間椅子が振り下ろされ、俺の出した腕に思い切りたたきつけられる。
「いてぇ……っ」
「将君!」
 愛理姉が俺の所に駆け寄る。
 美香姉は自分のやった事の重大さに気づいたらしく、正気を取り戻した。
「……将、ごめん」
「大丈夫だ、問題ない……」
 そして、清香さんはそれを見た後に言った。
「お姉ちゃん。後で店の裏に来てくれない?」
「え? ……あっ」
「やっぱ今すぐ来て?」
「ほえぇぇぇぇ!」
 鳴島さんは、清香さんに引っ張られていってしまった。
 光一さんは俺たちの様子を見ながらつぶやく。
「やっぱ平和が一番だね」
「そうですね。俺もそう思います」
 美香姉は申し訳なさそうな顔をしていた。
 理子姉は俺の左腕を取り、レジの所へ向かう。
「ありがとう。おいしかった」
「こちらこそありがとうございます」
 お釣りを受け取った理子姉は俺の腕を思い切り抱いた。
 光一さんは何だかうらやましそうな顔である。
「お姉さん一人くれませんか?」
 俺は笑顔で即答した。
「無理です」

 家に帰った後は覚えていない。
 あるとしたら、夜に理子姉が部屋に入ってきた事。
 ポニーテールではなくなっていたが、理子姉が美しい事は変わらなかった。
「一緒に寝よう? 将君」
「……ああ」
 理子姉は俺の右腕に抱きつきながら眠りに付く。
 俺は高まる鼓動を抑えながら、眠りに付く方法を考えていた。

「私のカフェでチーズケーキ作ろー」
 深夜、百合姉の嬉しそうな声が聞こえてくる。

【ポニーテールな姉】

※白金 将さんのブログ「白金家の座談会」の姉萌え小説の一説です。
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