
光一
「『ヒゲカーニバル』管理人、白髭狂信者さんより♪
4コママンガ第五作目です!!
ありがとうございました!!」鳴島
「む〜……………………」光一
「何だね、綾香君?
お礼の言葉はどうしたね?」鳴島
「いや〜…………」清香
「ありがとうございましたー♪」鳴島
「ございました〜…………」光一
「だから、綾香君はどうして微妙な表情なのかね?
自分の4コマを描いてもらえたのに?」鳴島
「だってぇ…………
この4コマ見ると…………」清香
「化粧を落としたお姉ちゃんが、
中年女性に見えるってことだよね?」光一
「あー……化粧で化ける女性っているからねえ」清香
「お姉ちゃんも若くないですからねえ」光一
「仕方ないねえ、こればっかりは」鳴島
「勝手に話をでっち上げないでくださいよぉ!
私はそんなに化粧濃くないですぅ!!
スッピンでも、全然問題ないんですぅ!!
ただ、仕事がサービス業だから礼儀としてしているだけですぅ!」光一
「必至だねー、綾香君」鳴島
「むぎぃぃぃぃ!!」清香
「まあ、私はまだ現役女子高生なので、
化粧なんて必要ないんだけどねえ♪」鳴島
「私だって基本的には必要ないんだってばぁ!
肌はモチモチだし…………
そもそも、私が老けて見えるってわけじゃなくて、
母さんに似た面影があるってだけの話でしょうよぉ!」光一
「綾香君、大丈夫!!」鳴島
「やっと分かってくれましたぁ?」光一
「人間誰しも老いは訪れる。
それを恥ずる事はないよ♪」清香
「そうだよ、お姉ちゃん!!
20代後半になりつつあるけど、まだまだ大丈夫!」鳴島
「……………………」