弱肉強食
今も継続


光一「母上様? 食べられましたね?」





皆さんは、

「弱肉強食」

という言葉はご存知ですよね?





我が家では、
この言葉がまさに教訓であるかのように……


それを連想させる出来事が毎日起こります。











これは毎年夏になると繰り返される、
我が家に特有の悲劇です。


以下、泣いてしまっても責任とれませんよ?











我が家が「弱肉強食」の世界になるのは、
ウチの母上様に全ての原因があります。











光一「あー!! 私のエビフライ!!」


母上様「うん? 食べないんでしょ?」


光一「と、取っておいたのに……」


母上様「さっさと食わないのが悪い!!」





このように、
すでに20代半ばの息子から、
好物ばかりを狙って奪い取る母君(約50歳)






これが夏だと、
私が毎日の暑さに耐え切れず買ってくるアイスを……












光一「あ、あれ?

   私が買ってきたアイスがない……」


母上様「…………………」
(※居間でテレビ鑑賞中)


光一「母上様? 食べられましたね?」


母上様「知らないったら知らないよー♪

     アンタが食べたんでしょ?

     もうろくしたの?





んまっ!!


それが大人が言うことですか!?





ともかく、こうしてシラを切る始末……
それでも問い詰め続けると、











母上様「うるさい!!

    名前書いておかないのが悪いんでしょ!!










え!?

逆ギレ!?










このようなことが毎日繰り返される結果、
私は夏に買ったアイスの7割以上を
母上様に食べられてしまうのです。
(※私が食べた3割は、買って即座に食べたものです)











そこで対策上、
ある夏の暑い日に、
アイスのフタに名前を


油性マジック(極太ペン)

で、デカデカと書いておいたのです。
これなら、さすがに食べれないはず。






なんせ、

「名前を書いてないのが悪い」

イコール

「名前があれば食べない」

ということですからね。





民主主義社会では、
きっちり所有権を主張することが重要なのです。
これは重要な教訓ですね。










そして、
名前を書いたアイスを2個冷蔵庫に。











翌日、
私が大学から帰宅すると、
ゴミ袋の中に、


明らかに私のアイスの残骸が1個……

しかし、
いくら見ても名前は書いてないです。






これはオカシイと思い、
台所に行ってみました。
すると…………











キュキュキュ!!










光一「母上様?

   何をなさってるのですか?」


台所で、
私のもう一個のアイスを手にし、
親指でゴシゴシしている母上……
私の質問に、
母上はさらっと…………



母上様「なにって?

    アンタの名前消してるんだよ。

    わかんないの? バカ息子」


光一「な、なんだよそれ!!

   じゃあ、あのアイスの残骸は?」


母上様「さっき食べた。

    名前ないんだから、

    アンタの物じゃないでしょ?」


光一「自分で消したんじゃんか!!





















母上様「男が過ぎたことをウルサイ!!

    名前消したんだから、

   アンタの所有権は無いの!!


光一「ふ、ふざけんな!!

   わ、私が楽しみにしてたアイスを……」










嗚呼……神様……

我が家に民主主義はないのでしょうか?

弱肉強食の世界では、

民主主義はあまりに非力です……





▼アイス……昨年7〜9月購入数=121個。
そのうち、私が食べたの33個。母上様が88個。
▼名前を消してまで食べる母上……大人気ないです。
当然、その後はケンカです。

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