実習後のお話
みなさんは、何か大事な物を忘れてきたってことはありませんか？
大事な思い出
大切な友人
家族
色褪せた写真が押入れから出てきたことはありませんか？
新居に引っ越すときに、
出てきたアルバム……
そんなときに、
ほんの一瞬でも、
当時に思いを寄せたこと
ありませんか？
引き出しを開けてたら、
昔の恋人と交わしていた手紙が出てきたこと、
ありませんか？
そして、
今はどうしているのかな？
あのとき、何が間違っていたのかな？
そう思い返したことは……
私も、教育実習三週間で、
何物にも変えがたい、
様々な思い出を作ってきました。
すでに、
今週の私は今までの生活に復帰しています。
そして、
実習中に使っていたブリーフケースの中身を整理していました。
最後の学園祭の日に買った駄菓子の袋とか、
実習用に作ったノート、
様々な物が出てきて、
すでに、
実習を遠い日のように考え出した、
そんな私に、
あの日は確かに実在したと、
そう告げてくれました。
そんなとき、
ファイルケースの中から、
ある書類が出てきました。
みなさん、
学校の先生って、
ただ単純に授業をしているとお思いですか？
実は、
授業計画ってのがありまして、
一回一回の授業ごとに、
「学習指導案」
なるものが存在します。
私も書きました。
で、
先生に指導案を借りました。
ええ、
分かったかもしれませんが、
私、
先生の学習指導案を、
不覚にも、
持って帰ってきていました！！
先生！！
申し訳ありませんでした。
というか、
早く返しに行け、光一！！
って話です。
今、
本当に今気づきました。