光一「な、何事!?」 
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      どうも。 
      暗闇の中で襲撃されました、光一です。 
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      つい先日、 
      大学院の授業終了後、 
      部室に寄っていったんですよ。 
      それでサークル仲間と談笑。 
      さて、夜も更けてきたので帰ることに。 
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      そのとき、 
      研究室に忘れ物をしたのに気がついて、 
      学部棟の中にある研究室へ。 
      研究室で忘れ物を回収して、 
      さあ外へ。 
      もう夜の7時過ぎ。 
      外は真っ暗です。 
      学部棟の自動ドアをくぐって外へ出ると……。 
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      植え込みの向こうから、 
       
      私を見ている人がいる………… 
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      よく見ると、 
      自転車を動かそうとしている。 
      暗くてどういう人かはわかりませんでしたが…… 
      なんか真っ黒い感じの服を着ている人でしたし…… 
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      まあ、いいや。 
      帰ろう帰ろうと思った矢先でした。 
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      知らない人「(無言)」 
       
       
       
       
       
      光一「な、何事!?」 
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      いきなり暗闇から、 
       
      自転車のキーを投げつけられました。 
       
      そして、私が驚いているスキに、 
      一気に駆け寄ってきました。 
       
      しゅ、襲撃された!? 
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      知らない人「ほら、何してんの。部室行くよ」 
       
       
      光一「何? A君だったのか? 
       
         というか、私は今から帰るとこ」 
       
       
      後輩A君「いいからいいから」 
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      こうして、 
      暗闇で突如襲撃をくらい、 
      そのまま部室へ再びリターン…… 
      早期に帰ろうとする計画は打ち砕かれたのでした。 
       
      先輩を暗闇で驚かすのは止めてほしいのです…… |