1/9(金)

出来事→ポーランド語

特記→辞書


どうも、光一です。



今日はポーランド語を調べに大学へ行ったんですよ。

ポーランドですよ。

どこにあるか知っていますか?




行きは700円も払って高速道路で……

帰りも1時間半をかけて帰って……

ポーランド語のためにわざわざ





卒業論文の中の外国語の地名。

ありえないんですよ。

ありえなさすぎなんですよ。



ドイツ語の地名は読めるんですよ。

辞書もありますし……





ポーランド語



読めませんよ。

というか、アルファベットがそもそも違うんですから……

読み方もまったく違うんですから……



ドイツ語で

「ブロンベルク」

っていう地名が、ポーランドでは

「ビドゴシュチ」

なんですよ。




それくらいありえないんですよ。

わけわからないんですよ。

もはや同じ地名だとも想像できないんですよ。





ポーランド語なんて勉強したこともなければ、

辞書すらないんですよ。




それで大学に行きましたよ。


もうポーランド語なんてわからないんですから、

素でわからないんですから。

訳分からなフスキー

コマルスキー

迷いンコフ

とにかく、

フスキー、コフが多すぎですよ。

誰が誰だかわかりませんよ。

いい加減怒りたくもなりますよ。

まだ一郎、次郎、三郎の方が、

わかりやすくてマシなネーミングセンスを醸し出しているんですよ。




愚痴だけでも始まらないので、

まずは、大学の図書館本館ですよ。




一時間探しても、

ポーランド語の辞書がないんですよ。

地名は「ブリタニカ国際地図」でわかったんですけど、

人名がわかりませんよ。




そもそも、

高校の世界史の教科書ですら、

ポーランド人の名前の表記間違っているんですから。



ポーランドの元大統領で、

ワレサ

という人物は、

ポーランド語で正確には、

ワウェンサ

なんです……




アメリカ独立革命などに参加した、

コシューシコ

って人物は、

コシチューシコ

なんです……



それくらい、ポーランド語って認知度が低いんです。

低すぎなんです。

知られなさすぎなんです。




次は大学の書籍部に行きましたよ。

やむを得ず、辞書を買うことにしたわけですよ。




「英和」「独和」「仏和」

……


メジャーな言語しかないんですよ。

よくよく考えてみれば、

ポーランド語の辞書なんて誰が買うのかなという感じなんですよ。

ポーランド語で将来ご飯食べていく人はあまりいないと思うんですよ。

ちなみに、私はドイツ語とポーランド語が必要なんですけど……




最後の手段は、

私の所属する人文学部の

人文図書室ですよ。




さまざまな辞書を手に取った結果……





あったんですよ!!

「日ポ辞典」



間違いないと狂喜乱舞したんですよ。

むしろキスをしてしまった……

カビだらけの使われていない辞書に

埋もれていた辞書に。




早速中身を開けましたよ。

マッハの勢いで、

喜びのままに。






「日葡語辞典」



何語ですか?




訳すと、

「日本語―ポルトガル語辞典」




ポーランドは、

「日波辞典」




失望のままに棚に戻しましたとも……


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