「和syoku diningかせぇ」外観 (店名)和syoku dining かせぇ(和食ダイニング かせぇ)

(ジャンル)懐石料理・日本料理

(住所)茨城県つくば市西平塚梨ノ木334−1

地図<かせぇ>     画像<かせぇ>
<営業時間>
<ランチタイム>
11:30AM〜
2:30PM
(※土日祭日、3:00PMまで)
<ディナータイム>
5:00PM〜
10:00PM



定休日
月曜
第二火曜



席数
28席程度
(テーブル28席)



駐車場
7台

初回調査記事<2009年4/12>

※2011年3月の震災後、閉店しました。
  店主は東北の方だったようですが……良い店だったので残念です。
(特色)本格和食を、洋食屋のようなお店で、お気楽かつリーズナブルに!!
<オススメ目安表=最良☆5つ ☆3つは標準的 最低☆1つ>
店の雰囲気 ☆☆☆☆☆ カップル・夫婦で来店 ☆☆☆☆☆
女性のみで来店 ☆☆☆☆☆ 子供連れで来店 ☆☆☆
男性のみで来店 ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
値段 ☆☆☆☆ 入店の気楽さ ☆☆☆☆
バリアフリー状況 入口階段が段差


<日記風味調査記事>



 この日、彼女を連れてランチへ行ってきた。
 行き先は
『和食ダイニング かせぇ』という、つくば市の日本料理店である。
 2009年2月15日に、ころすきんさんが口コミ掲示板に寄せてくれた店だ。



 アクセス方法は非常に容易。
 ただ、店が目立たないので注意が必要。

 まず、つくば市を縦断する
「学園西大通」へと出る。学園都市の中心からやや北に行ったところに、「国土地理院」が大通に面して立てられている。この国土地理院の巨大なパラボラアンテナがある、「西平塚交差点」(※コーナーに『爆弾ハンバーグ フライングガーデン』)を、西へ入る。
 そうすると、
『爆弾ハンバーグ フライングガーデン』の駐車場隣に1軒の店がある。それが『かせぇ』だ。
 あるいは、
本屋「友朋堂」のある「テクノパーク桜」の通りをひたすら西へ向かう方法もある。ひたすら直進し、筑波大学に挟まれた県道24号をそのまま真っ直ぐ。「学園西大通」を越えたすぐ左手側の店が『かせぇ』となる。
 一見したところ、『フライングガーデン』の駐車場と一体化してしまっている感じがあるので、大通からだと見落としてしまう。


 さて、店の外観はまるで洋食屋のよう。
 淡いグリーンの外壁とホワイトのストライプがお洒落な感じ。



 店の中に入ると、外観以上に広い店内。
 
店内には、書画やグリーン、暖炉が配置してあり、一般に想起する和食屋という雰囲気ではない。
 淡いクリーム色の内壁は店内を明るくしており、
店の清潔感・お洒落具合と相まって良い気分でご飯が食べられそうである。


 店内は、入口から直進する形のフロアにテーブルが並べられ、突き当りを折れると半個室も用意してある。厨房が店内をコの字型に区切る形となっていた。


 和食の店というと、暖簾をくぐって、いかにも和風な店内で……というイメージだが、それとは全く逆転しており、外観・店内ともにお洒落な洋食屋さんのよう。全席テーブル席のため、畳に正座で……という堅苦しさも無い。気楽に足を運べそうな雰囲気が良い。店のオーナーも笑顔が良く似合う方だった。


 私達が選んだテーブルには、テーブルクロスに葉脈しおりが配置されていて、これまたお洒落だった。


 私達が来店したのは11:40AM頃。店のほぼ開店時間である。よって、最初の客だった。
 その後、中高年の4人組のおばさんグループや、大学生と思われる子供を連れてきている親御さんなどが来店。
 和食というジャンルのため、年配の方へのウケが特に良いようにも思えるが、店の雰囲気がまるで洋食屋のようであるためか、若い人でも受け入れやすいようだ。



 さて、では以下にメニューを記す。


▼昼メニュー(全て「吸い物」「お新香」「コーヒー or 紅茶」「デザート」付)
・『ネタを選べるちらしずし』(1300円)
※本日のネタより、好きなネタを3種類乗せるちらし寿司。
ちなみに、4/12のネタは以下の7種類。
「たい」「いか」「まぐろ」「かに」「甘エビ」「ほたて」「ねぎとろ」

・『特ばんちらし寿司』(2000円)
※上記のちらし寿司を全ネタで作るもの。

・『本日の魚料理』(1300円 限定10食)
・『本日の肉料理』(1300円 限定10食)

※御飯は「白米」or「五穀米」

・『本日の魚料理海老天サラダつき』(1700円)
・『本日の肉料理サラダつき』(1700円)
・『さしみランチ(刺身4種)』(1700円)
・『本日の魚料理さしみつき』(1800円)
・『本日の肉料理さしみつき』(1800円)


※デザート無しの場合、100円引き。
※プラス100円で御飯大盛り。

※肉料理と魚料理については、選択。この日は以下のメニュー。
【肉料理】:「和風煮込みハンバーグ」「牛ロースすき焼」「鶏もも肉ワイン蒸し」
       「(温)肉野菜(そば or うどん)」「(温)かもつみれ(そば or うどん)」
       「豚たんしたレモン焼」
【魚料理】:「ぶり大根」「さばみそ煮」「赤魚わかさ焼」「白身魚のぞうすい」

※他に、『おまかせ3000円コース』を予約で行っている。
▼単品
「豚春寒」(840円 ※ポークを5時間蒸し、千切り野菜と一緒に煮込んだもの)
「牛すじ野菜煮込み」(950円)、「酢の物盛り合わせ」(790円)、「えいヒレ焼き」(750円)
「やわらか高野豆腐」(490円)
(※↑高野豆腐と白身魚のすり身を合わせて蒸し上げ、油抜きし煮込んだもの)
「海老天ぷら」(840円 ※海老天ぷら5本を天つゆで)
「茄子一本煮」(400円)、「刺身三種盛り」(1260円)、「刺身五種盛り」(2100円)
「つくば大判焼き鳥」(630円)、「和牛サーロインステーキ」(3150円)
「和牛サーロインステーキ(ハーフ)」(1680円)、「和風サーロインステーキ」(1260円)
「海老のふわふわさつま揚げ」(630円)、「いかの塩辛」(490円)、「胡瓜のおしんこ」(260円)
「錦海老天サラダ」(780円)、「錦かにサラダ」(950円)、「錦海鮮サラダ」(950円)
▼御飯メニュー
・『本日の夜御飯』(各1500円)
 「御飯は白米 or 五穀米」「小鉢」「吸い物」「お新香」付
 ※肉料理(日替わり) or 魚料理(日替わり)より選択
 ※プラス500円で「刺身盛り合わせ」付、プラス300円で「海老天サラダ」付
・『さしみ御膳』(1800円)
・『ちらし御膳』(1700円)

 ※「いくら」「たい」「まぐろ」「甘海老」「かに」「ねぎとろ」「いか」から好きな品を4種選択。
・『マイちらし寿司 吸い物 お新香つき』(1200円)
 ※「いくら」「たい」「まぐろ」「甘海老」「かに」「ねぎとろ」「いか」から好きな品を3種選択。
・『信州みそおにぎり茶漬け お新香つき』(380円)
 ※信州みそをつけた焼きおにぎりを、お出汁をかけていただく。
・『鯛茶漬け お新香つき』(600円)
・『鮭茶漬け お新香つき』(600円)
・『ご飯セット』(380円 ※「白米 or 五穀米」と「吸い物」、「お新香」付)」
・「ご飯大盛り」(プラス100円)


※食事の人は、プラス300円で「本日のデザート」「飲み物」付

・『おまかせ3150円コース 全8品』
 「前菜」「造り」「和風スープ」「和風サラダ」「魚料理 or 肉料理」
 「茶漬け」「お新香」「デザート」「抹茶」


 ランチの予算は1300〜3000円(平均1300〜1700円)。
 ディナーの予算は1200〜3150円(ご飯などつけて、平均は2000円程度?)



 私は『本日の肉料理さしみつき』(1800円)を。
 彼女は『本日の肉料理サラダつき』(1700円)を注文した。

 
肉料理として、私は「和風煮込みハンバーグ」を、彼女は「鶏もも肉ワイン蒸し」を選択。
 それぞれご飯は「五穀米」を選択。
 食後の飲み物は、私はコーヒーを、彼女は紅茶を選択した。



 実際食べてみると、ボリュームも満点であり、値段は納得……というよりも、質・量を考えるとリーズナブルであった。


 さて注文後、箸置きと箸が置かれたが、この箸置きが桜を象っていたようであり、季節に合わせた柄で出してくれたのはさり気に嬉しかった。もし、季節ごとなどで箸置きも替わっているようであれば、なお良いなとも思う。


 さて、最初に器に載せられた「前菜」がやってきた。
 漬物に、鴨肉、それと陶器の器がセットで……陶器の蓋を開けると、中からは茄子が出てきた。この茄子が非常に美味だった。
 全体として、素材の味を活かした、マイルドな味付け。



 次に「メイン」。大きなプレートに、籠や小鉢が載せられており、そこに様々な付けあわせが入っている。大き目の器にはメインの料理が……私の場合は「和風煮込みハンバーグ」が、彼女の場合は「鶏もも肉ワイン蒸し」が入っていた。煮込みハンバーグの下には、これまた大振りの味が染みとおった大根がセットされていた。


 これだけでも充分なボリュームだが、さらに私の場合は「刺身」が付いてきて、よく脂の乗ったトロ、それに甘エビが……添えられているワサビもちゃんとすられた物で、トロに載せてほおばると程よい美味さに。
 
彼女にはアツアツでサクサクした海老の天ぷらが添えられた「サラダ」が付いてきた。
 そして、
そこに「五穀米」も合流し……ランチとは思えないボリュームとなった。
 と思ったら、
まだまだ……ここに「お吸い物」も登場。
 
付け合せも練り物から、漬物、煮物まであって、種々様々。非常に多くの品目が出てきた。


 1つ1つの品がしっかりと作られているという感じで、本当に手間がかかっていそう。
 
基本的にはマイルドで上品な味付け。だけど、素材の味がしっかりしているため、物足りないということもない。
 ヘルシーな感じもする味わいは、若い女性にもウケがよさそうだし、味付けの上品さは中高年にもウケが良さそう。



 食後にはデザート。イチゴが乗った「冷やしぜんざい」と、アイスクリーム。
 そして、私はコーヒー、彼女は紅茶で締めとなった。



 値段を考えた場合、それ以上のボリュームと質が提供してもらえる。
 店は日本料理店なのに、洋食屋のようで、気楽に楽しむことができた。

 1品1品を凝って作ってあるのがよく分かり、
器への料理の盛り方も綺麗で、この点は確かに懐石料理などを食べている気分となる。
 非常にオススメの店である。
 惜しむらくは、アクセスは容易なものの……すぐ目の前の「爆弾ハンバーグ フライングガーデン」に店が隠れる形となってしまっていることだろうか。



 お店のHPもあり。
 『和syoku dining かせぇ』
 URL:http://book.geocities.jp/wasyokukasee/index.html


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<アクセス方法>

地図を作成したので参考に。


<学園西大通を利用>

1、どの方面から来る場合でも、つくば市を縦断する「学園西大通」へ入る
2、北大通から約1.5キロ北の、
「国土地理院」の巨大なパラボラアンテナが目立つ「西平塚交差点」を、「爆弾ハンバーグ フライングガーデン」がある方向へ折れる。
3、道を入ってすぐ。
「フライングガーデン」駐車場脇に『和食ダイニング かせぇ』

<テクノパーク桜より>

1、テクノパーク桜の本屋『友朋堂』前の通りを、ひたすら西へ直進。
2、「学園東大通」を通過。
3、南北を筑波大学に挟まれた県道24号を、そのまま直進。
4、
「学園西大通」の「西平塚交差点」に出る。そのまま直進。
5、直進し、
「爆弾ハンバーグ フライングガーデン」の脇に『和食ダイニング かせぇ』