『ラ・クラベ・カサ・デ・マロン』外観 (店名)ラ・クラベ・カサ・デ・マロン

(ジャンル)南米料理(キューバ料理とラテン音楽の店)

(住所)茨城県土浦市荒川沖西1−15−16

地図<ラ・クラベ・カサ・デ・マロン>     画像<ラ・クラベ・カサ・デ・マロン>
<営業時間>
<平日>
6:00PM〜
翌日1:00AM
<土日祝日>
(ランチタイム)
11:00AM〜
2:00PM


※ランチ営業は
土日祝日のみ



定休日
祝日を除く火曜日



席数
24席
(※テーブル席)
※パーティーなど
70名まで利用可能



駐車場
10台程度

初回調査記事<2009年11/22>

※2010年末に閉店しました。良い店だったのですが……残念です。
  山西さん、情報提供ありがとうございました。
(特色)キューバ料理とラテン音楽の店! 犬同伴歓迎! ランチがお得!
<オススメ目安表=最良☆5つ ☆3つは標準的 最低☆1つ>
店の雰囲気 ☆☆☆☆☆ カップル・夫婦で来店 ☆☆☆☆☆
女性のみで来店 ☆☆☆☆☆ 子供連れで来店 ☆☆☆☆
男性のみで来店 ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
値段 ☆☆☆☆☆ 入店の気楽さ ☆☆☆
バリアフリー状況 ※店入口に段差。店内ホールへ降りる際段差。


<日記風味調査記事>



 この日、彼女と「つくばエキスポランド」へ足を運ぶ事に。
 その前に
腹ごしらえとしてランチに立ち寄ったのが、JR荒川沖駅近く(※国道6号沿い、「ジョイフルホンダ」から徒歩5分以内)のキューバ料理店『ラ・クラベ・カサ・デ・マロン』である。
 2009年11/1に、ころすきんさんが口コミ情報をくれた店だ。



 アクセス方法は非常に容易だが、うっかりすると店を見逃す可能性がある。
 というのも、国道6号沿いにある店なのだが、6号側に台湾料理店「美味仙」があるため、そちらに隠されて微妙に見えにくいからだ。

 いくつかアクセス方法はあるが、共通点的なところだけ抜き出そう。
 国道6号を土浦市内からなら南下。牛久方面からならば北上。
 
国道6号の「ジョイフル本田」を荒川沖駅側へ進むと、「学園東大通入口」交差点へぶつかる。この交差点を過ぎてすぐ右手側に「ネッツ・トヨタ」がある。この逆サイド左手側に『ラ・クラベ・カサ・デ・マロン』がある。「学園東大通入口」交差点を過ぎたら、左手側に注意して進もう。


 今日は珍しく先に店を訪れた結論から。
 
とってもオススメの店なので、ぜひ足を運んでいただきたい。
 ランチは土日祝日のみであるが、880円で「サラダバー」「ドリンク」「パン or ライス」「メイン1品」という信じがたいほどの安い設定である。

 その上、料理自体がとても美味しい!!
 久方ぶりに心底お気に入りの店となった。



 私達が店を訪れたのは午後1時10分頃。この日はあいにくの曇天(時折雨)であった。


 外観はかなり個性的。なんとなくあやしげにも映るお店。
 入口を開けると、カランコロンというベルの音。
 
一歩店内に足を踏み入れると……広くゆったり目に作られたホールと、南米音楽が出迎えてくれる。
 案内してくれた店のママさんは明るい陽気な感じの人だった。



 定期的にライブもしている店内ホールは、スポットライトやミラーも設置されていて、ライブの時などに来たら楽しそうである。南米の打楽器や小物も置いてあり、ライブの際には使われているのかなと思う。


 私達が行った日には、店内に既にクリスマスツリーが飾られていた。
 キューバは元来カトリック国家なので(旧スペイン植民地)、そのためかもしれない。
 奥の壁一面にカリブ海の地図がラフスケッチで描かれており、上に記したようなホール構造のため、他の飲食店とは全く良い意味で異なる個性が溢れている。



 なお、この店の非常に面白い点は…………
 社長が犬(名前はマロン)で、オーナーなどはこの社長を手伝っているという事になっている。

 そういった関係からか(?)、
この店では犬を連れてくる事が大歓迎らしい。
 実際に、私達がランチに来た時も、半分ぐらいのお客が犬を連れてきていた。
 
犬を連れてきた場合、「わんこの御飯」をプレゼントしてくれるとのこと。
 なお、店名の『ラ・クラベ・カサ・デ・マロン』とは『マロンの家』という意味。



 また、オーナーの渡辺康行氏自身はミュージシャン(ラテンパーカッショニスト)でもあり、料理だけではなく音楽にもこだわりを持つ店である。
 サルサジャズナイトを月に2〜3回開催し、その他にもラテン・ジャズなどを開催している(店のホームページには日程やチケット購入について書かれている。また、店にもお知らせが出されている)。
 南米の音楽などに浸りたい人にとっては、貴重な場所であるかもしれない。



 私達が店に入った時点での先客は、中年女性1名。犬を連れた女性グループ(1組2名)。
 その後、やはり犬を連れた若い20代半ばくらいの夫婦が1組。中年夫婦が1組。
 ランチ時を微妙に外したため分からないが、店を訪れる年代は結構幅広いかも。
 犬を連れてくる人がそれなりに見受けられた。



 そんな店のウリは何と言っても「キューバ料理」を主とした南米料理と、ラテン音楽である。
 スパイスが効いた料理も多いが、日本人の舌によく合う南米料理に、明るいラテン音楽はなかなか魅力的な組み合わせである。



 メニュー表は日本語とスペイン語で併記されていてる。
 
メニューにはどういった料理かの説明も記載されているので、南米料理に触れる機会が少ないとしても問題ない。
 では、参考までにメニュー表を記す。
 スペイン語も記そうかと思ったが、結構大変なので日本語のみ記載してみた。



▼サービスランチ(土日祝日のみ:11:00AM〜2:00PM):ALL880円
※「ライス or パン」、「サラダバイキング」、「1ドリンク」付
※メインを下記よりいずれか選択。

『チキンソテー』『鶏肉のミルク煮イエローペッパー風味』『ボイルドチキン』
『豚肉(or牛肉)と野菜のヘルシー炒め』『ひき肉と豆のチリソース煮』

※食事とセットのドリンクは下記よりいずれか選択。
「コーヒー(ホット or アイス)」「紅茶(ホット or アイス)」「マテ茶(ホット or アイス)」
「オレンジジュース」「グレープフルーツジュース」「ミックスベリージュース」
「マンゴージュース」「グァバジュース」「パイナップルジュース」
▼あったかメニュー(580〜980円)
「ソーセージのスープ煮」(580円)、「鶏肉ときのこのリゾット」(880円)
「鶏肉とじゃが芋の煮込み」(980円)
▼鶏料理(660〜1200円)
「鶏肉のミルク煮イエローペッパー風味」(680円)、「チキンソテー」(750円)
「ボイルドチキン」(780円)、「鶏肉のチーズ掛け焼き」(930円)
「鶏肉とじゃが芋の煮込み」(980円)、「鶏肉とハーブの炊き込みご飯」(1200円)
▼豚料理(450〜1470円)
「豚バラ肉のから揚げ」(450円)、「牛肉と野菜のヘルシー炒め」(750円)
「ポークソテー」(930円)、「牛肉と玉葱のチーズ掛け焼き」(980円)
「牛肉のガーリックステーキ」(1470円)
▼魚料理(920円)
「本日のお魚料理」(920円前後)
▼菜料理(230〜780円)
「バナナのフライ」(230円)、「じゃが芋の黄唐辛子ソース掛け」(280円)
「じゃが芋のチーズ掛け焼き」(780円)
▼タコス(350〜690円)
「トルティーヤチップス」(350円)、「トルティーヤチップス アボガドディップ」(530円)
「トルティーヤチップス チーズディップ」(530円)
「挽肉と豆のチリソース煮タコス(3枚)」(630円)
「鶏肉トマトソース煮タコス(3枚)」(630円)、「チーズ焼きタコス(2枚)」(650円)
「野菜のタコス(3枚)」(690円)
▼サラダ(380〜1080円)
「サボテンのサラダ」(680円 ハーフサイズ:380円)
「ヘルシー3色サラダ」(680円 ハーフサイズ:380円)
「アボガドのサラダ」(880円)、「本日のサラダ」(1080円)
▼スープ(430〜580円)
「野菜ときのこの温かいスープ」(430円)、「アボガドの冷たいスープ」(430円)
「ソーセージのスープ煮」(580円)
▼御飯(360〜1200円)
「キューバの豆御飯」(630円 ハーフサイズ:360円)
「鶏肉ときのこのリゾット」(880円)、「鶏肉とハーブの炊き込み御飯」(1200円)
▼ノンアルコールドリンク(320〜380円)
(320円)
「コーヒー(ホット or アイス)」「紅茶(ホット or アイス)」「マテ茶(ホット or アイス)」「コーラ」
「グレープフルーツジュース」「オレンジジュース」「ミックスベリージュース」
(380円)
「パイナップルジュース」「マンゴージュース」「グァバジュース」
▼自家製ドリンク(ALL:520円)
「バナナミルク」「アボガドミルク」
▼ノンアルコールビール(450円):「ホルステイン」
▼ローアルコールビール(380円):「ワイルド・ウェスト」
▼ノンアルコールカクテル(430円):「ビニャ・コラーダ」
                       「フローズンダイキリ」「フローゾンマルガリータ」
▼カクテル(380〜680円)
【ラムベース】
(380円)「クーバリブレ」   (530円)「モヒート」「ダイキリ」
(550円)「フローズンダイキリ」  (580円)「バイア」「ブルハ」「ビニャ・コラーダ」
【テキーラベース】
(380円)「マタドール」「メキシコーラ」  (530円)「アカプルコ」「テキーラ・サンライズ」
(550円)「マルガリータ」「フローズン・マルガリータ」   (680円)「スブマリーノ」
▼その他アルコール(380〜5250円)
【ラム】
(380円 ボトル:3600円)「マイヤーズ・ラム」   (430円)「マリブ」
(480円)「バカルディ151」  (480円 ボトル:5250円)「ハバナ・クラブ 7年」「ロンリコ151」
【テキーラ】
(430円 ボトル:4500円)「クエルボ」「マリアッチ」「サウザ」
(450円 ボトル:4800円)「オメルカ」「エラドゥーラ」
【ワイン】
チリ産(赤・白)(グラス:430円 ボトル:2150円)
【ビール】
「コロナ(メキシコ)」(580円)  「生ビール」(ピルスナー:530円 ピッチャー:2200円)
▼その他
「ライス」(小サイズ:100円 普通:200円 大盛り:300円)
「パン」(200円)、「トルティーヤ」(1枚80円)


 土日祝日のランチは全て880円。もちろん、ランチメニュー以外も頼む事が出来る。
 それ以外のメニューを頼む場合、あるいは
平日のディナーに訪れる場合の平均的な予算は1500円もあれば十分かと思われる。


 思いのほか、南米料理は品数豊富である。
 料金設定もリーズナブル。懐にも優しい店である。



 私達は『サービスランチ』からそれぞれ、私が「鶏肉のミルク煮イエローペッパー風味」を注文。彼女が「ボイルドチキン」を注文した。
 ドリンクは私が「マンゴージュース」、彼女が「ミックスベリージュース」。



 ママさん曰く「Aji de Gallinaって言うんですけど、うまく日本語にならなくて、鶏肉のミルク煮イエローペッパー風味なんておかしな名前になってしまいました」とのこと。
 確かに、外国のニュアンスは日本語になじまない事も多いので、ママさんが苦笑しながら言われたもどかしさは分かるような気がした。



 なお、サラダバーは店のホール入口付近にある。
 7〜8種類程度が揃えられており、マヨネーズソースとサルサソースの2種類のソースが用意されていた。



 まず、サラダバーへ早速サラダを取りに行ってきた。
 レタス、カリフラワー、ニンジン、ブロッコリー、わかめ、プチトマトにヤーコンが置いてあった。
 マヨネーズソースとサルサソースがあるので、2回取ってきてソースを別にして食べてみた。
 マヨネーズソースからは、ハーブの香り♪ 野菜も新鮮で美味しかった。



 さて、ドリンクがそれから出てきて、まもなくメインが出てきた。
 
「鶏肉のミルク煮イエローペッパー風味」…………
 
見た目がマイルドな黄色だったので……勝手に頭の中で「タマゴ?」と思ってしまった。
 口にしたら…………卵じゃない。メニューを思い返せば「イエローペッパー」だ。
 
見た目はマイルドで甘そうなのに、しかし…………辛い!!
 口にすると汗が出てくる。シャリシャリした食感はオニオンだ。
鶏肉の味わいがアクセントになっている。
 ママさん曰く「パンにも御飯にも合いますよ」とのことだった。また、「ミルク煮とありますが、カレーみたいな感覚ですね」とのこと。納得。
 
一緒に出されたパンにつけて食べると確かに美味い。
 パンはカリカリサクサクに焼き上げたものだった。



 彼女の食べていた「ボイルドチキン」は、身が柔らかく、おまけにジューシーでこれまた美味。
 ただ、美味しさに感激していたのか……珍しく画像を取り忘れていた(汗)



 マンゴージュースは少しとろみを感じる甘さで、これが辛口の料理によく合っていた。
 
これだけ食べて880円で済むとは……いやはや驚き。


 会計の際に、以前つくばに店を構えていませんでしたかと聞いたところ、ママさんから「はい」との答えが。11月22〜23日に、オープン7周年記念の謝恩ディナーをやったようであるが、確かそれ以前から店自体はあった記憶があるのである。
 以前よりも広くゆったり使える今のスペースに移ったのが、ちょうど7年前とのことだ。



 店の評価については、既に今回は最初に書いたとおりである。
 
土日祝日限定であるが、ランチはとても安い上に美味しい。ボリュームも十分。
 それ以外の日は夜間のみの営業であるが、メニューを見てみると全体的に安い設定である。
 
食事も美味しいし、独特の雰囲気は良いものだ。
 ぜひ、ライブなども聞いてみたいし、夜ゆっくりと食べに行きたい店でもある。



 なお、既に書いたように犬を連れてくる事を歓迎している店なので、犬が苦手な方には残念ながらオススメしにくい店ではある。
 逆にいえば、犬好きな人には嬉しい店でもある。



 なお、キャッシャーの脇には口直しに自由に持って行ってよい飴が置いてあった。
 ハーブの袋詰も自由に持って行って良いとのことだったので、スペアミントを貰って帰った。



 お店のホームページもあるので参考に。
 
ライブの日程などが書かれているため、ラテン音楽に興味のある方はスケジュールを確認すると良いだろう。
 『ラ・クラベ・カサ・デ・マロン』
 URL:http://clave-marron.com/

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<アクセス方法>

地図を作成したので参考に。

<土浦市内より>
1、国道6号を南下して、荒川沖を目指す。
2、
「ジョイフル本田」を過ぎて最初の信号機付十字路「学園東大通入口」を通過する。
3、
少し進むと、右手側に「ネッツ・トヨタ」がが見える。「ネッツ・トヨタ」若干手前左手側に『ラ・クラベ・カサ・デ・マロン』。


<牛久方面より>
1、国道6号を北上し、荒川沖を目指す。
2、
荒川沖の「ネッツ・トヨタ」を過ぎてすぐの右手側に『ラ・クラベ・カサ・デ・マロン』


<つくば研究学園都市より>
1、「学園東大通」をひたすら南下
2、
国道6号と交差する、「学園東大通入口」交差点へ来たら、右折
3、右折してすぐ、右手側に「ネッツ・トヨタ」がが見える。
「ネッツ・トヨタ」若干手前左手側に『ラ・クラベ・カサ・デ・マロン』。


国道6号沿いの「ジョイフル本田」を起点にするとよい。ここからならば徒歩で5分以内。