ひだまりスケッチ ひだまりスケッチ

作者:蒼樹うめ

マンガタイムきららコミックス

芳文社

現在4巻+アンソロジー3巻

自作小説・二次創作コーナーで『二次創作』書いています
  2012年9/19段階までで6本アップしました♪
  コミックは6巻まで現在発刊。10月から4期目のアニメ始まります!
(この娘に萌えろ!!)
ゆの(1巻〜)
宮ちゃん(1巻〜)
沙英さん(1巻〜)
ヒロさん(1巻〜)
(美人だけど変な先生)
吉野屋先生
<追加情報:2007年1/1>
・とうとう2巻発売!
・なんと、TBSで1/11の深夜1時25分からTVアニメとして放送ですよ!
・2月には「公式アンソロジー」。3月には「ビジュアルファンブック」「小説」も!!
<追加情報:2007年4/9>
・ついにアンソロジーまで刊行されました!!
・実に多数の先生方が多数の作品やイラストを寄せています♪
・不思議な手法で不思議な面白さを博したTVアニメは終わりましたが、まだまだ「ひだまり熱」続きます!

↑これが、アンソロジーコミック(1巻)の表紙です♪ 本屋で見かけたら買いましょう♪
 ※ちなみに裏表紙は吉野屋先生です(笑)
<追加情報:2007年10/10>
・アンソロジーの2巻が発売されました。本編よりも刊行ペースが早い!?w
<追加情報:2008年3/11>
・3巻発売!! 今年の7月から、再びTV放送始まりますよ♪ 待ち遠しい!!
・3巻を見てつくづく思う。沙英さんとヒロさんは結婚すると良いと思う。

 
 ↑えっ!? なんで沙英さんとヒロさんケンカしてるの!?

 
 ↑吉野屋先生は痴女だと思います。

 
 ↑生徒達、ドン引き……この先生は……

 
 ↑おいおい…………うしろ、うしろー!!

 
 ↑はい。反省していない吉野屋先生には、校長先生の説教タイムです。
   もう少し大人になりましょう!
<追加情報:2008年9/24>
・アンソロジーの3巻が発売されました!!
・TVアニメ2期目も好評なようですね(実は録画したものをまだみていないです(汗))♪

 
 ↑こちらが、アンソロジー3巻表紙。裏表紙は、沙英さんとヒロさん♪
<追加情報:2009年1/1>
・とうとう4巻発売!! 全員1学年上がりました。
・そういうわけで…………新1年生が新たに新キャラとして『ひだまり荘』にやってきました!!

 
 ↑一人は、ものすごくネガティブな感じの、なずなちゃん♪


 
 ↑もう一人の1年生が、乃莉ちゃん。活発なタイプで、物事をストレートに言う娘さん。


 そういえば、沙英さんですが……ヒロさんへの第一印象って言うのが……


 
 沙英さん「…砂糖菓子みたいな女のコだなぁって…」

 ……出ました!! 恋愛ジゴロ沙英さん!!
 もうヒロさんと結婚しちゃいないよ!!


 そんな恋愛ジゴロ沙英さんの手に落ちている人物……
 みなさん心当たりがありませんか?


 
 夏目「沙…沙英っ♪」

 そう、夏目さんです!!
 脇役なのに、ものすごい良い味を出している、あのツンデレ夏目さん!

 夏目さんが沙英さんに対して、ツンデレになるまでの特別マンガも収録されています♪


 沙英さんって、本当に女の子を落とすのがウマイなぁ…………

 「ひだまりスケッチ」は、高校の美術科に通う娘たちの4コママンガです。
 
個性豊かな4人組を中心に描かれる、ほのぼのストーリー。
 見ていて、かなり癒されるマンガです。



 このマンガ、最近発売されたものですが、このところのコミックの中では、最もオススメの一冊です。


 
 裏表紙……これまで紹介25冊もしてきましたが、初めて載せてみました!
 それぐらいオススメ♪



 ぜひとも買いましょう!!


 いや、最初に「買って!」というくらいにオススメです♪
 
蒼樹先生の名前、これで初めて知ったけど、個人的に応援したいです。


 まず、マンガの内容は、4コマのオチのつけ方が上手い。そして、絵も上手い。その絵のうまさでも、特にデフォルメされた絵が多く出てきますが(下記参考)、そのデフォ絵がかなり上手く、しかも雰囲気を和やかにする良いタッチなのです。


 では、各登場人物を紹介する中で、コミックの雰囲気を知ってもらおうと思います。




 まずは、メインヒロインの1年生ゆの
 そして同じく1年生で、友達の
宮ちゃん
 出てくるメインヒロインは4人で、全員が、「ひだまり荘」というアパートに住んでいます。



 ゆのは、ちょっと天然が入っている、優しい女の子。
 宮ちゃんは、天真爛漫で、何事もストレートな女の子。



 入学式の朝、ゆのの部屋に来た宮ちゃん。
 朝ごはんを一緒にすることに(宮ちゃん、いつでも金欠・空腹)。
 ゆのが作っていた目玉焼きを見て…………



 

 目玉焼きをひっくり返されたゆのさん……
 心の広いゆのさんにも、譲れないことはある……

 フライパンで「カーンカーン」と宮ちゃんを泣きながら叩いています。

 ところでフライパンで「カーンカーン」って痛いよ、ゆのさん……




 そして入学式の朝。
 憧れの学校に来れて緊張するゆの。
 とにかく、部屋に来た先輩の
沙英さん(才色兼備な小説家兼高校生)に言われ、
 持ち物準備を始めます。



 

 宮ちゃん「ちり紙は持ったー?」

 ゆの「ちり紙……?

    ティッシュじゃダメなの!?」

 沙英さん「宮子!! 着替えておいで!!

       アンタがいるとややこしい!!」




 ともあれ、準備を済ませて入学式に向かう、ゆの、宮ちゃん。
 2、3年生は自由参加らしく、2年生の沙英さんは不参加で見送り。
 そして、同じくメインヒロインの
ヒロさんがそこに……


 ヒロさんも2年生で、入学式には不参加らしく、
 パジャマで出てきます。



 ヒロさん。
 料理はうまいし、面倒見が良い優しいお姉さん(お母さん?)タイプ。



 

 ヒロさん「ホッチキス忘れずに持った〜?」(ぼええ〜)

 ゆの「ホッチキス要るんですか!!?」

 沙英さん「あ〜、ヒロが朝言うことは無視していいから…」(退場〜)




 入学式にここまで舞い上がっているゆのさんも面白いですが、
 ここまで寝ぼけている人も面白い……
 なんとなく、これで4人の関係図が見えてくる気がしませんか?





 ちなみに、才色兼備で、小説家の仕事もしている女子高生の沙英さん。
 4人の中で、頭も一番良く、キリッとした感じからも、
 頼れるお姉さんといった感じですが…………



 とある暑い夏の昼下がり……
 ここ「ひだまり荘」はエアコンがなく、各自どうやって暑さをしのいでいるか……



 

 沙英さん「…………

      わ゛〜れ゛〜わ゛〜れ゛〜ばーう゛ぢゅーじん゛だー」


 ゆの「沙英さん?」


 沙英「ぅわあっつ!??

    あああ゛うあ゛あ゛ああ゛」


 ゆの「大丈夫です、沙英さん。

   私もよくやりますっ!!」


 すでに真ん中のドアを開けたコマから、

 後ろで宮ちゃんが笑いをこらえています。

 才色兼備の沙英さん……扇風機の魔力に勝てず、
 すさまじい恥を晒してしまいました…………。





 ちなみに、小説家である彼女には、
 当然原稿依頼が来るわけです。
 別の日に、ゆのさん、宮ちゃんが来たときには、
 「恋愛小説」で仕事の依頼が来ていました。



 それに対する各人の意見。


 

 宮ちゃんはストレートな性格なので、

 宮ちゃん「そういうのめちゃ縁遠そううなのに」

 ゆのさんは、ゆのさんで目を輝かせています。
 そして沙英さんは沙英さんで…………


 沙英「中学の時なんか彼氏8人もいて大変で〜

    曜日担当制にしたりしちゃって!

    はははは!!」


 ゆの・宮『露骨な嘘だ!!』


 沙英さん……嘘は苦手のようです。




 ちなみに、4人の中で、優しいお姉さん(お母さん?)的存在のヒロさん。
 言葉遣いはいっつも丁寧。料理を作ってくれたり、
 何かと忙しい沙英さんをさり気に気遣ってくれたり、
 本当に申し分のない女性です。



 そして、同時に絶対にウソがつけない人…………
 その点では、沙英さんと似ています。



 

 学校の学食でみんなで食事。
 先に来て、4人分の席を取っていたヒロさん。
 食べていたのは、おにぎり2個。
 たくさん食べていた宮ちゃんを見て、
 ゆのさんが、「少なくないですか?」
 と言った次のコマで、


 ヒロ「ついカロリー計算して食べちゃうのよね」

 という、女子高生っぽい意見を出すヒロさん。
 はにかんだ感じの笑顔がたまりません。



 しかし、根っから正直者のヒロさんは次のコマで……




 ヒロ「と言いたいところですが、

   実は皆を待っている間にケーキを三つ……」




 さて、メインヒロインで、私も特に好きな宮ちゃんの紹介も。


 宮ちゃんは、
 天真爛漫で、行動も発言も突拍子無く、
 めちゃくちゃ言うこともストレートです。
 その点では、4人の中のトラブルメーカー的存在。
 しかし、根っから明るく憎めない娘です。



 そんな彼女…………
 素なのか、考えてなのかわかりませんが、
 時折、友人のゆのさんを気遣うような場面もあります。



 初めての実技授業で、
 ブルータスをモチーフにスケッチ。
 昼休み中に、
 くしゃみをした拍子に、自分の絵をコーヒーで汚したゆのさん。



 

 それを見ていた宮ちゃん。
 自分のにもコーヒーをつけてしまいました。



 しかも、午後の授業で居眠りして、
 絵に突っ伏してしまい、顔を真っ黒にしたゆのさんが、
 トイレで鏡を見ながら凹んでいれば、
 自分も顔を真っ黒にしてトイレに駆け込んできた宮ちゃん。



 素か考えてかが、
 この娘の行動パターンからではわかりませんが、
 彼女なりに友人を気遣っているのかなーと思ってみることにします。





 また、ストレートな性格の宮ちゃんは…………

 時として余計なことを…………


 ヒロさんが、「ひだまり荘」にまつわる怪談話をして……


 

 実際に、ミシミシ音がして怖がっている場面……

 このとき、宮ちゃんが衝撃の問題発言。




 

 宮ちゃん「ヒロさんの体重が重いだけでは……」

 ヒロさん「……どういうことかしら…?」

 ゆの「ヒヒヒロさっ怖つ怖…」


 普段怒らない温厚な人ほど、怒ったときはたまらなく怖い……

 ゆのが半泣きで震えています。
 宮ちゃん……勇気あるなあ……





 また、みんなで花火をやったときには、


 

 と盛り上げてくれたりします♪
 まさに、ムードメーカー的存在。


 やっぱり、デフォルメキャラがうまいなあ…………




 さて、あと登場人物で忘れてはいけないのが、
 1年生の、ゆのちゃん、宮ちゃんの担任であり、
 美術教師である、吉野屋先生です。


 

 沙英・ヒロ「平均点以下の人は、

       水着で授業

       とか言う担任だったから」


 それが吉野屋先生クオリティです。

 おそらく、この作品で一番ヘンな女性。
 って、どんな先生だ…………




 で、こんな感じの人です。


 天気が良いので、外でスケッチ。
 屋外のものなら、何でもスケッチして良いという先生に、
 ゆのちゃんが質問…………。


 

 吉野屋「あっ、芝生でヌードとか、

     そういう危険なものは駄目ですよっ!?」(だめだめ!!)


 ゆの「ええ!?」


 クラス一同『あんた以外に、誰がそんなことするか…』


 それ以前にも、
 入学式の日に、クラスでの初顔合わせで…………

 吉野屋「ヌードモデルをしてくれる人が居たら言ってください。

     ……居ませんか?

     もし皆さんからの強ーい要望があれば、

     先生が代わりにしても構わないですけれども

     …ありませんか?」

 で、誰も要望してくれないので泣き出したり…………




 他にも校内清掃の日に…………


 

 校長「えー…おはようございます。

    吉野屋先生が着替えに手間取って遅刻なので、

    私が代わりに説明します」




 着替えに手間取って遅刻って!?

 しかも、クラスへの説明に校長がわざわざ!?

 校長先生が小刻みに震えていますが、

 怒りのためでしょうか?

 ここまで震える怒りでしたら、脳梗塞の危険性もあるので心配です。
 もし、お年のために震えているのでしたら、それはそれで心配です……。


 で、校長先生、吉野屋先生のクラスで掃除の説明をした後、




 

 校長「吉野屋先生を見つけた場合は、

    一般ゴミの方に出しておいて下さい」


 クラス一同『うわっ、かなり怒ってる…!!!』


 校長の震えは怒りによるものだったようです。
 脳梗塞にお気をつけください。


 どうでも良いですが、

 校長先生顔が長いですね…………


 ちなみに吉野屋先生は、掃除も終わる頃になって、

 メイド服を着て現れました。

 その上…………


 吉野屋「掃除なんてするわけないじゃないですか。

     せっかくの衣装が汚れちゃいます!!」


…………この人って…………


 ちなみに、裏表紙をめくると、

 校長に叩かれ、タンコブ作って泣いている吉野屋先生が(笑)




 さて、またある日は…………



 


 先生の後ろに見知らぬ女性がついてきています。

 手前の女の子が「?」となってるように、
 誰なのかな……とみんなが疑問に感じるのは当然。
 そこで吉野屋先生…………。




 

 吉野屋「はっ……もしや今…!!!

     今、皆さん

     『この日と誰? あっ、産休代理の先生かな?』

     とか思いました!!? ってことは私が殿方と

     子供が出来ちゃうような行為に励んでいるところなんかまでっ

     想像したんですね。したんですねっ!!!

     セクハラです!!!」


 クラス一同『セクハラはそっちだ…!!!』


 スゴイ先生だ…………




 と、この「ひだまりスケッチ」は、このような雰囲気と登場人物によって織り成される、コメディタッチだけど、和やかで癒される感じのあるストーリーです。
 
やはりなんと言っても、蒼樹先生の絵が和やかな感じを上手く引き出しています。


 冒頭でも書きましたが、かなり「オススメ!!」の一冊です。
 
本屋で見かけたら、ぜひぜひ購入してくださいませ♪


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