高揚の後

小学校一年生時


今回のテーマですが……

ウケを取るだけでもどうかと思ったので、


「本当にあった痛い話」


で行きましょう。










痛い出来事をリアルに想像して、


想像激痛


を訴える方はあんまり読まないほうが身のためです。










さて、

私は現在愛犬を飼っていますし、

犬猫どちらも好きですが、


昔ははっきりいって


犬嫌い!!


でした……










そもそも、

今飼っている犬ですら、

初めてウチに来た頃は、




















光一「ううわぁぁぁぁ!!」


と、

触るだけで


全身じんましん


が発生するほどのアレルギー体質でした。










現在では克服されましたが、

私がこうなったのはある事件がきっかけなのです……。


















さて、

私が小学1年生の夏休み……

確か1986年でしょうか?

その前年度には東京都大島の三原山で大噴火がありまして、

テレビで火山の噴火を見ていた記憶が残っています。










その三原山の状況を旅行で見てきた帰り、

友達の家に行って、

外で草をたくさん燃やしていたので、












光一「三原山の大噴火だー!!」


と言って子供的無邪気さで火を蹴飛ばしては、

空に火の粉を舞い上がらせ、

友達全員で火の粉を空高く舞わせる遊びをしていました。
(きっと、住宅地でやると怒られます。さすがは田舎♪ おおらかです♪)











子供は火を見ればワクワクするものです。

それを蹴飛ばして火が空に舞うさまは、

当時の私たちにとってはとてつもなく面白く、

今思い返しても、

あの光景に高揚していた自分たちを思い出せます。










さて、

そのような遊びを終えて、

友達の家の犬に触ろうとしました。










犬も、

さっきから我々の方を見ていて、

火が空に舞うさまを見ていたのでしょう。










きっと、

彼も高揚の最中だったのだと思います。














































ガブゥ!!


光一「!!

う、うわああぁぁぁんん!!」











いきなり噛まれました……










周囲の大人や友達が駆け寄ってきます。

私は犬の前で噛まれた場所を手で押さえ込んで泣いています。

泣き叫んでいます。




















当時の私は小学1年生です。

当然背丈は小さく、

120センチ程度だったのでしょうか?










その程度の高さは、

犬が飛び掛るにはちょうどよかったのでしょう……












































目の辺りから大量の出血をしていました。

今でも視力がとりわけ低い左目は、

とても痛くて開けられませんでした。










急いでそこの親戚のおじさんに連れられて帰宅・治療……



















その出来事以来、

私は犬が怖くなり、

触るだけでアレルギー反応を起こすようになったのです。










我が愛犬と過ごして8年目になる今年(2004年)には、

すでに犬は平気になりましたが、

未だに噛まれた光景がフィードバックすることがあります。


















ちなみに、

左目付近から大量の出血をしましたが……










犬の噛んだ場所は……



















幸いにも、

目玉の位置から1センチ程度ずれており、

失明はしませんでした。
(まったくの奇跡……)

顔にも傷ひとつ残らずよかったですが……





















私の身長があと1センチも低ければ、

多分……



































ブシュウウウゥゥゥゥ!!


と、

私の左の眼球は噛み潰されていたでしょう……










子供に自由にさせるのはいいですが、

十分な配慮も必要だという事例でしょうかね?


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