実は、サイト上で書くのはどうかと思ったのですが……
 やはり気持ちの収まりがつかないため、こちらの文章を追記させてもらいました。
 
 
 先日2/10(木)の深夜残業中、私の携帯に1通のメールが入りました。
 メールの差出人は、大学時代の親友で、このサイトにも数回登場したS君。
 
 「お、遊びにでも来るのかな」と深夜残業のホッとした一息にメールを開いてみました。
 そのメールの内容が…………
 
 大学時代の所属サークルで、2学年上の先輩の訃報でした。
 いや、見たその時は何が書いてあるメールなのか全く理解ができず。
 今でもそのメール内容を信じていないほどなのですが……
 
 その先輩には昨年秋の母校の文化祭で久々に会いました。
 実際に会ったのは、5年ぶりくらいのことでした。
 実はその時の事も、サイトの日記に記載しておりました。
 
 久しぶりに再会した彼は、やはり変わることなく、クールでありながら熱い心の人間でして……
 多忙な職種ながら、小説の執筆を行い、本当に尊敬する先輩でした。
 大学時代には非常に可愛がってもらった事もあり、事あるごとに思い出す人だったのですが……
 
 事故に遭われたそうです。
 人生何があるかは分からないし、どこで誰が何に遭遇するかも分からない。
 でも、それが身近な人の中で起きる事は、まず信じる人はいないかと思います。
 
 私自身、こう書きながら未だにその事実がよく認識できず、また今年の母校の文化祭あたりで、
 「やりたい事だらけで、時間なんか全然足りねえよ」
 って、やはり忙しそうにしながら、ウィットに富んだ話をしてくれるのではないかと……
 そう思ってしまったりするのですが…………
 
 昨年秋に飲み屋を出たときに聞いてみました。
 「小説書かれているって、小説家目指してるんですか?」
 「いや、今はそこまでのレベルじゃないけど、とにかく今は書いて、どこまで行けるかやってみたいな」
 何故あそこまで精力的に動いていた彼が、こちらとは別の世界に行ってしまったのか……
 私にはまったく理解ができないです。
 年齢も私と1歳しか変わらない(私は浪人経験があるので)。
 同世代の近い人で、自分にも大きな影響を与えた人の訃報は……初めて接しました。
 
 ここにこう書いたから何というわけでもなく、とりとめもない文章なのですが……
 心に穴が開くというか、受け入れられない現実というのが実際にあるのだと……そう思う次第です。
 

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