光一
「『ヒゲカーニバル』管理人、白髭狂信者さんより♪
水着にサングラス姿の綾香君です！！
日記内でのつぶやきに応えてくださりました♪」鳴島
「あー、ありがとうございますぅ」光一
「だから、何でプレゼントを貰った君が微妙な態度なのかね？」鳴島
「だってぇー…………」光一
「ちなみにこちらのイラストに関しては、
『サングラスをかけると印象が変わる』という話題がありまして、
水着姿にサングラスずらしてかけたら……
綾香君の魅力アップ = 旦那様候補見つかるのでは？
という話が出まして……そのつぶやきに応えてもらった形です♪
よかったじゃないか、綾香君！！」鳴島
「まあ、描いてもらえたのは正直嬉しいですよぉ」光一
「じゃあ、もっと嬉しそうな態度を取りたまえよ」鳴島
「だってぇ…………」光一
「何か不満でもあるのかね？」鳴島
「そもそも、私は別に結婚を焦っているわけじゃないのにぃ、
どうして毎度毎度私の年齢と結婚相手の話が出ますかぁ」光一
「だって……そろそろ三十路だろ？」鳴島
「まだ４年近くありますぅ！！」光一
「それにしたって、水着のイラスト良かったじゃない」鳴島
「それはもちろん感謝ですよぉ♪」光一
「じゃあ、何が他に不満なのかね？」鳴島
「この水着……まるでヒモじゃないですかぁ……
ふとした瞬間にポロリですよぉ、これ……
恥ずかしくて着れないですよぉ」光一
「そういう性格や普段とのギャップが良いんだって！
その位ギャップを作ってみないと、
旦那様候補見つからないよ、君？」鳴島
「だから私は別に結婚を焦ってませんー！！」光一
「あ、言われてみれば…………
イラストの綾香君、微妙な表情しているわ」鳴島
「だから私はこういう大胆露出は
好きじゃないんですってばぁ」光一
「もういっそのこと…………」
光一
「ボッティチェリの『ヴィーナスの誕生』みたいに、
貝殻だけとかにすれば良いんじゃない？」鳴島
「それこそ完全なヌードじゃないですかぁ！！
絶対にイヤですぅぅぅ！！」
